前回7月29日のWIN5は336万3180円の配当で決着。新潟の対象レースを制したのは秋山真一郎騎手と石橋脩騎手でした。
新潟のWIN5対象レースにおける騎手別の通算勝利数を見ると、2018年1回新潟の終了時点でトップに立っていたのは11勝をマークした柴田善臣騎手。ただし、2015年以降はわずか1勝にとどまっています。また、田辺裕信騎手と並ぶ2位タイの8勝をマークしていた大野拓弥騎手も、同じく2015年以降は1勝どまり。勢力図が大きく変わっているところです。
ちなみに、2017年1〜3回新潟ならびに2018年1回新潟のWIN5対象レースで複数回の優勝例があるジョッキーは、石橋脩騎手、津村明秀騎手(以上、各3勝)、秋山真一郎騎手、岩田康誠騎手、藤田菜七子騎手(以上、各2勝)の5名だけ。このうち2名が今開催も開幕週で勝ち星をあげたわけですから、他の3名ともども引き続き注目しておくべきでしょう。
明日8月5日のWIN5は総出走頭数が63頭、総組み合わせ数が28万8000通り(土曜16時現在)とかなり少なめ。極端な高額配当で決着する可能性は低いと見ておいた方がいいかもしれません。
◆小倉記念は前年以降に重賞で善戦している馬が中心
1レース目は3歳以上1000万下の天草特別(小倉10R)。降級3戦目のナムラヘラクレスらが上位人気グループを形成すると思います。
2レース目は3歳以上1000万下の驀進特別(新潟10R)。連闘で臨むレッドラウダあたりが注目を集めるでしょう。
3レース目は3歳以上オープン、ハンデキャップ競走のUHB賞(札幌11R)。比較の難しいメンバー構成ではあるものの、J.モレイラ騎手とコンビを組むデアレガーロに支持が集中するかもしれません。
4レース目は3歳以上GIII、ハンデキャップ競走の小倉記念(小倉11R)。土曜12時の時点ではトリオンフに人気が集まっており、サトノクロニクル、サンマルティン、ストロングタイタンが続いていました。
5レース目は3歳GIIIのレパードS(新潟11R)。こちらは土曜12時の時点だとグレートタイムが人気の中心で、アドマイヤビクター、ドンフォルティスが続く構図です。
[伊吹式WIN5ランキング 2018年08月05日版]
1位 新潟11R 4.ドンフォルティス
2位 札幌11R 9.デアレガーロ
3位 小倉10R 1.ナムラヘラクレス
4位 小倉11R 11.トリオンフ
5位 新潟10R 16.アーヒラ
【以上すべての馬を買うと1点買い】
6位 新潟10R 9.レッドラウダ
7位 新潟10R 11.グランシェリー
8位 小倉11R 12.サンマルティン
9位 小倉10R 5.テイエムディラン
【以上すべての馬を買うと12点買い】
10位 札幌11R 2.アドマイヤゴッド
11位 新潟11R 14.グレートタイム
12位 新潟10R 14.クリノレオノール
13位 小倉11R 4.ストロングタイタン
14位 小倉10R 10.ニホンピロタイド
【以上すべての馬を買うと144点買い】
15位 札幌11R 10.ライトフェアリー
16位 新潟11R 2.アルクトス
17位 新潟10R 7.ブロワ
18位 新潟10R 2.ファド
19位 小倉11R 6.マイネルサージュ
20位 小倉11R 10.サトノクロニクル
21位 小倉11R 2.レイホーロマンス
22位 小倉10R 7.レッドディオーサ
【以上すべての馬を買うと1296点買い】
23位 小倉10R 9.ドルチェリア
24位 札幌11R 1.クリーンファンキー
25位 新潟11R 8.プロスパラスデイズ
26位 新潟11R 6.グリム
【以上すべての馬を買うと3600点買い】
4レース目の小倉記念(小倉11R)は実績馬を重視したい一戦。「“前年か同年、かつJRA、かつ重賞のレース”において6着以内となった経験のない馬」は2014年以降[0-1-0-21]と苦戦しています。なお、昨年の2回小倉芝2000mは、3歳以上、かつ極端な少頭数ではなかったレースに限ると差し有利。今年のメンバー構成なら、サンマルティンやトリオンフを重視すべきでしょう。
5レース目のレパードS(新潟11R)も実績や距離適性がポイント。「“JRA、かつ1800m、かつ重賞かオープン特別のレース”において3着以内となった経験がある馬」は2014年以降[4-2-1-3]と非常に堅実でした。注目はやはりグレートタイム、ドンフォルティスの2頭。ただ「父にミスタープロスペクター系種牡馬を持つ馬」は2014年以降[0-1-0-14]だったので、さらに絞り込むならドンフォルティスの方を高く評価したいところです。