◆「肩の荷が下りたところで、初白星と『バカ笑い』を狙うとしようかな」
井崎 ようやく下半期の初的中と思ったら……6頭残しであの配当だと、トリガミ扱いで白星にはならないんだよなあ。でもまあ、黒一色ではなくなったのを喜ぶべきか(笑)。
須田 いやいや、井崎センセイが毛色ネタなんかで3着のモズカッチャンを「消し」にするから、意外に美味しい配当になった3連複や3連単がハズレになったんじゃないですか。
井崎 1〜2着にはちゃんと来なかったんだから、あの消去ネタも一応は機能したと言えるだろ(笑)。最後の直線での攻防なんかは見応えがあったし、いいレースだったよね。
須田 札幌記念をあの内容で勝てたというのは、サングレーザー陣営にとっても大きな収穫になったでしょうね。マカヒキは惜しい競馬でしたが、それだけに秋が楽しみですよ。
井崎 さて、少し肩の荷が下りたところで、今度は初白星と「バカ笑い」を狙うとしようかな。お題レースのキーンランドCが、けっこう難しそうではあるんだけどさ。
須田 昨年は12番人気のエポワスが勝って、ファンを驚かせましたからねえ。今年も一筋縄ではいかないメンバーが揃って、昨年同様の波乱があっても不思議ではないです。
井崎 そこで須田クン、この消去ネタによる昨年の絞り込み結果を見てくれよ。なんと残っているのは、勝ったエポワスと2着だったソルヴェイグの2頭だけ。素晴らしいだろ?
須田 ええ。ただし、3着だったナックビーナスが思いっきり「消し」になっていたり、精度が低い消去ネタばかりだったりと、ツッコミどころも満載ですけどね!
井崎 そこは、精度が低いではなく「大胆」と言ってほしいなあ。というか、精度の高い消去ネタを作ろうと必死で頑張ったんだけど……メチャクチャ難しいんだよね(笑)。
須田 最低人気で勝ったタニノマティーニみたいに、常識の埒外にいる馬が突っ込んでくるレースでもありますから。消去ネタの制作が簡単なレースではないでしょうなあ。
井崎 だから今週は、「来るパターンの馬」を大まかに残す方向性でやってみた。それでようやく7頭にまで絞り込めたんだけど、もうちょっと人気薄を残したかったなあ。
須田 でも、残った馬のラインナップ自体は悪くないんじゃないですかね? ただでさえサッパリな結果が続いているんですから、まずは復調を最優先にしていただかないと!
井崎 そうしないと、須田クンの胃が痛むもんな(笑)。でも、今週の消去ネタ予想は手応えアリだよ。さすがにそろそろ「ズバリ」もあるだろうし、個人的には期待大!
☆03番ヒルノデイバロー
☆05番ムーンクエイク
☆06番レッツゴードンキ
☆07番ダノンスマッシュ
☆11番ナックビーナス
☆12番トゥラヴェスーラ
☆14番タマモブリリアン
・前走1番人気馬をのぞく、連闘〜中3週で出走する馬
※札幌過去9回[1-1-0-44]
●2017年該当馬→ライトフェアリー(5着)、ネロ(8着)、イッテツ(9着)、ヒルノデイバロー(12着)
○2018年該当馬→クリーンファンキー、スターオブペルシャ、ペイシャフェリシタ、ユキノアイオロス、オールインワン
・関東所属騎手へと乗り替わる馬
※札幌過去9回[1-0-2-31]
●2017年該当馬→ナックビーナス(3着)、フミノムーン(4着)、ライトフェアリー(5着)、モンドキャンノ(6着)、ノボバカラ(10着)、ブランボヌール(11着)
○2018年該当馬→ペイシャフェリシタ、デアレガーロ、オールインワン
・前走海外組と前走1番人気馬をのぞく、前走着順が前走人気を下回った馬
※札幌過去9回[1-0-2-41]
●2017年該当馬→モンドキャンノ(6着)、メイソンジュニア(7着)、ネロ(8着)、ブランボヌール(11着)、シュウジ(13着)
○2018年該当馬→ペイシャフェリシタ、ティーハーフ、キングハート、キャンベルジュニア、オールインワン
2017年残った馬→エポワス、ソルヴェイグ
【2017年結果】
1着:エポワス(○)
2着:ソルヴェイグ(○)
3着:ナックビーナス(×)
2018年下半期[星取り表]:●●●●●●●△