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【古谷剛彦のクラブライフ】JRA北海道開催の終わりにキャロットクラブツアーに参加、あえて抽選落ちを狙う戦略も!?

  • 2018年09月03日(月) 18時00分


たかが2週でも、北海道の競馬ファンには大きな変革


 9月になりました。2日にJRA北海道シリーズが終了し、夏競馬が終わりました。昨年もそうでしたが、北海道の夏は短いとはいえ、「夏があったっけ?」と思うほど、暑い日はそれほどなく、8月中旬にはめっきり秋の気配を感じたほど。今朝も、ヒンヤリした風が、過ごしやすく感じるものの、何か寂しさも感じます。

 札幌の最終レースが終わり、関係者の方々と挨拶をすると、最近は毎年のように「北海道は本当にあっという間に終わってしまうね。何とか(開催が)延びないものかね」という話が出ます。

 何度かこのコラムでも書いていますが、札幌は日本の五大都市の1つであり、190万都市です。札幌駅から近い場所にある立地からも、素晴らしい条件が揃った競馬場を、もっと活用した方が良いと思います。

 今年も「ビギナーズセミナー」の講師を担当しました。近所なのに、初めて競馬場に来たという方が、今でも意外と多くいます。

「芸能人を見に来た」
「新しくなったと聞いた」
「チラシが入っていたから、気になっていた場所だし何となく」
などなど。

 来場しようと思った理由をうかがうと、このような答えが返ってきました。芸能人が理由だとしても、「ビギナーズセミナー」を受講しようと思う方は、競馬に興味を持っている表れです。どんな理由であれ、地方での開催は、ファンの掘り起こしができる環境にあります。

 北海道シリーズは、6月から9月という、短期集中型の競馬開催です。それを逃すと、ほぼ1年は競馬をライブで観ることができなくなります。福島、新潟、中京、小倉は、メイン開催が終わっても、春や秋、冬にも開催があります。気軽に友人同士が「今度行こう」と言える環境にあります。

 以前より1か月、開催が減ったことは、

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