スマートフォン版へ

専属厩舎との契約延長が決定 ライアン・バルフォー師「一緒に頑張ろう」

  • 2018年09月06日(木) 18時01分
挑戦者

▲コーフィールドCとメルボルンCのイベントに出席、レース映像を見ながらのインタビュー



コーフィールドCとメルボルンCのイベントに出席


 こんにちは。坂井瑠星です。

 最近なかなか勝てなくて悔しいレースが続いていますが、今回は最近の出来事と今後のこと、オーストラリアの裁決事情について書きたいと思います。

 気付けばもう8月が終わり、6月から3カ月間という契約を結んでいたライアン・バルフォー厩舎との契約が終わりを迎えました。しかし、まだ納得のいく結果が出せておらず、お世話になったライアンに恩返しも出来ていません。

 そこで、当初の予定を変更し、契約期間を延長してもらうことになりました! 僕が延長したいと言ったところで、調教師であるライアンが必要ないと判断すればそこで終わりですが、ライアンは快く了承してくれて、「またこれからたくさん勝てるように一緒に頑張ろう」と言ってくれました。

 今回の契約期間ははっきりとは決まっていませんが、長くても僕のビザの期限が切れる11月半ばまでです。延長してもらったからにはしっかりと仕事をして技術向上に努め、少しでも厩舎の勝ち星に貢献できるように頑張っていきたいと思います。

挑戦者

▲契約延長の申し出を快く了承したライアン・バルフォー師


 8月の終わりにはもうひとつイベントがありました。10月20日に行われるコーフィールドカップと、11月6日に行われるメルボルンカップの予備登録馬の発表イベントです。

 レースの約2カ月前にイベントがあるなんて日本ではあまり考えられないことですが、それだけコーフィールドカップとメルボルンカップはオーストラリアの競馬のなかでも大きな存在なのだと思いますし、そのレースに参加することができるのは本当にうれしいです。

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

1997年5月31日、東京都生まれ。父・坂井英光は大井競馬所属の調教師、叔父も元騎手の坂井薫人という競馬一家。同期には荻野極、木幡巧也、藤田菜七子ら。2016年に栗東・矢作芳人厩舎でデビュー。2019年、ノーワンでフィリーズレビューを勝利し重賞初制覇。2020年には、ダノンファラオでジャパンダートダービーに勝利し交流GI初制覇を飾った。日本だけの騎乗でなくオーストラリア、ドバイなど多くの海外遠征にも挑戦している。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング