netkeibaTV「まるごと必勝チャンネル」(毎週金曜20時配信)のMC、コエミこと小泉恵未さんが、オーストラリアにいるチェスナットコートとソールインパクトを中心に現地のリポートをお届けします。
ヒース(荒れ地)と呼ばれるコーフィールド競馬場の馬場は硬かった!
▲コーフィールド競馬場の芝の長さを図る小泉さん(撮影:Emi Koizumi)
日本時間の10月20日(土)14時40分に発走を迎える今年のコーフィールドC(豪G1・芝2400m)。第一弾では、まずコーフィールド競馬場について見ていきます。
コーフィールド競馬場は1859年の開設時には一面荒れ地で、何もない状態だったそうです。京都競馬場が「淀」と呼ばれるように、現地では「ヒース(荒れ地)」と呼ばれ、その名残がThe heath 1100Sというレース名になっています。
▲日本から持ってきた定規で測ってみると…(撮影:Emi Koizumi)
日本から持ってきた定規で測ってみると、芝丈はおよそ20センチ。密度が濃く、歩くと日本の馬場よりも硬く感じます。
案内してくれたメルボルンレーシングクラブのジョシュ・ロダーさんによれば、メルボルンは寒くて雨が多いので、ランドウィック競馬場(シドニー)で使われているキクユーグラスでは、すぐ黄色くダメになってしまう。そこで雨風に強い、ライグラスを使用しているのだそうです。
▲▼雨風に強いライグラスを使用しているそう(撮影:Emi Koizumi)
左周りの1周2080mのコースは5角形に近い3角形。朝の4時から9時半までは、21厩舎の管理する520頭ほどが調教を行っています。これが終わると内馬場は日没まで一般開放され、サッカーや、ドッグラン、池ではなんと釣りも行われているそう!!