サウンドトゥルー、東京大賞典に向けて順調に調整中!
12月29日に大井競馬場で行われる大一番・東京大賞典が刻々と近づいてきました。中央から南関東の一員になって初登場するサウンドトゥルー(美浦・高木登厩舎⇒船橋・佐藤裕太厩舎)。ここでも何度かご紹介していますが、その後も順調に調整を続けているそうです。
12月25日が最終追い切りなので、このコラムを書いている時点ではその話題をお伝えすることはできません。ひとまず、前日までの様子を佐藤調教師に伺いました。
「最終追い切りも入れて合計5本を予定していますが、2、3本いってからスイッチが入り始めて、日に日に気合がのってきていますね。馬もレースをわかっている感じで、自分自身でコンディションを上げているようにも思います。これまでと調教スタイルは全く違いますが、こちらのやれるだけのことはやっていきたいです」(佐藤調教師)
船橋競馬場でトレーニング中のサウンドトゥルー。騎乗者は佐藤裕太調教師
今は船橋所属馬とともに、船橋競馬場のダート1本で仕上げられているサウンドトゥルー。まずは25日の最終追い切りを無事に終えて、レース当日は元気な姿を見せて欲しいと思います! 鞍上は御神本訓史騎手予定です。
ラインハート、花嫁さんに!
中央5勝の実績で重賞戦線でも走ってきたラインハート(栗東・須貝尚介厩舎⇒美浦・上原博之厩舎)。大井の月岡健二厩舎に移籍以降は、昨年のJBCレディスクラシックで優勝したララベルから0.2秒差の3着になるなど、ダートグレードレースでの活躍も光りました。
そんなラインハートが現役を引退し、レイクヴィラファーム(北海道虻田郡洞爺湖町)で繁殖生活を送ることになったそうです。
結果的には引退レースとなった先日行われたクイーン賞のラインハート
「一番いいところは、丈夫で元気に走ってくれたことだと思います。JBCには2度も連れていってもらって、その中には京都競馬場の舞台にも上がらせてもらったり、名古屋競馬場、門別競馬場と、いろんな競馬場に遠征することができて勉強になりました。本当に感謝しています。
ステイゴールドの血統ですし、いい仔を生んで、ラインハートの元気で丈夫な遺伝子が受け継がれるといいですね」(月岡調教師)
ラインハートが惜しくも勝つことができなかった重賞レースは、産駒たちに託されることになります。
アルマワイオリ、お疲れ様でした
2014年朝日杯フューチュリティステークス2着や、2015年アーリントンカップ2着、ニュージーランドトロフィー3着など、芝の重賞レースで活躍したアルマワイオリ(栗東・西浦勝一厩舎⇒川崎・山崎尋美厩舎)。
この夏から南関東の一員になり、初戦のスパーキングサマーカップでは勝ち馬から0.1秒差の惜しい4着になり、地力とダート適性の高さを示しました。その後も1戦を消化。
南関東初戦だったスパーキングサマーカップ時のアルマワイオリ
しかし、次の戦いに向けた中間追い切りで蹄骨を骨折し、引退したそうです。これまで本当にお疲れ様でした。
今年もご拝読頂きましてありがとうございました。年末年始も地方競馬は盛りだくさんです! 次のリスタートは2019年は1月7日(月)にお会いしましょう!