改めて考えさせられた機会
3日間開催いかがでしたか?
私は日・月と中山競馬場で過ごしたのですが、日曜日の夜は、競馬観戦と馬主さんに逢いにいらしていた園田競馬の渡瀬調教師と鴨宮騎手と食事をさせてもらう機会に恵まれ、数時間ではありましたがご一緒させてもらいました。
話を伺えば、鴨宮騎手はその日の深夜1時半から7時過ぎまで20頭近くの馬の調教を終えてからすぐさま新幹線に飛び乗ったとのこと。そして夕食を終えると、再び新幹線に乗り、仮眠をする間もなく調教に向かうとのことでした。
どちらが良いとか悪いという話ではなく、今の栗東においては追いきり日のみ調教に跨るジョッキーも増えており、同じ騎手という職業でも随分と違う状況下だなぁ〜と再認識。
と同時に、これは以前から思っていたことなのですが、調教設備において坂路やチップがない状況の中で馬を立て直し、なおかつ出走回数の多さを保てるあたりは、ケアや調整メニューなどの人の技術あってこそ。そのあたりの調教&調整&ケアなどをどうされているのかという話に非常に面白みと興味がそそられました。
さて先週日曜日に行われた日経新春杯ですが、明け4歳馬のグローリーヴェイズの勝利に、改めて明け4歳馬の強さを再認識させられました。
しかも戦歴が浅い中での上手な競馬振り。
もちろん枠とデムーロ騎手の巧みさもありましたが、有馬記念を同世代のブラストワンピースが勝利している点からも、今週のアメリカJCCの中心は菊花賞馬フィエールマンということになるのでしょう。
しかもフィエールマンにおいては、菊花賞の時点ではキャリア3戦で、まだまだユルユルの体付き。管理する手塚調教師も、「ユルイ馬ゆえ、レースでの1回における消耗度が激しい。完成はまだまだ先なだけに、ほんとに楽しみ」と話されていた中。
しかも鞍上はルメール騎手。魅力です。
栗東からは、最終追いきりでのダンビュライトの動きが良いと感じる一方で、パパ・ルーラーシップの気性がでてきており、「ゲートと当日の地下馬道あたりが…」と、陣営も心配な様子。
しかも、この馬の武器は持久力なだけに、スタートで後手を踏むと自分の形には持ち込めない状況に…。しかしその一方で、前回においてもオールカマーにおいても最後のびてきてはいるンですよね〜。チャンスを感じる一方で掴み所が難しくも思えます。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。