▲前走阪神Cではハナをうまく切って1着
阪急杯出走予定馬8頭のレース1週間前の厩舎情報をお届けします。
ダイアナヘイロー 栗東・大根田裕之厩舎 牝6
父キングヘイロー、母ヤマカツセイレーン、母父グラスワンダー/前走阪神Cは11人気1着
大根田裕之調教師
「好走する時は枠、ラップ、展開すべてが揃わないといけませんが、前走はうまくハナを切れて残れました。状態は前走と変わらずいい状態をキープできています」
ミスターメロディ 栗東・藤原英昭厩舎 牡4
父Scat Daddy、母Trusty Lady、母父Deputy Minister/前走阪神Cは2人気2着
田代信行調教助手
「乗り込み量は決して多くないですが、それは元々気が悪いところがあり、あまり追い込まないようにしているからです。直前にしっかりやれば十分だし、昨年よりも成長しているのを感じます。スピードを生かすには、開幕週の馬場もいいですね」
ロードクエスト 美浦・小島茂之厩舎 牡6
父マツリダゴッホ、母マツリダワルツ、母父チーフベアハート/前走白東京新聞杯は10人気4着
小島茂之調教師
「前走(東京新聞杯・GIII・4着)は負けたとはいえ、良いレースでした。阪急杯は三浦騎手が乗れないということで見送ろうと思いましたが、馬の具合がとても良いですし、川田騎手に乗ってもらえるということもあって、このレースを選択しました。1週前追い切りは、馬場に馬が多かったので少し行きたがっていましたが、以前よりは乗りやすくなっています。年齢的に上がり目はあまりないと思っていましたが、これならまだ上がり目がありそうですね。この馬は外枠が当たったりと運がないので、あとは運が向いてほしいです。14日(木)に栗東に移動しました」
スターオブペルシャ 美浦・藤沢和雄厩舎 セ6
父ダイワメジャー、母ターフローズ、母父 Big Shuffle/前走阪神Cは12人気3着
津曲調教助手
「前走は勝った馬とは差がさほどなかったように、強いメンバー相手でも内容の良いレースをしてくれました。力をつけてきて、安定して走れるようになってきましたね。調教でも動きを良く見せる馬で、引き続き良い状態です。前走と同じ条件なので、頑張ってほしいです」
エントシャイデン 栗東・矢作芳人厩舎 牡4
父ディープインパクト、母ルシュクル、母父サクラバクシンオー/前走節分Sは2人気1着
安藤貴英調教助手
「馬体の緩さや右にもたれるクセなど課題が多く、いろいろ調整に試行錯誤してきましたが、ここにきて3連勝とようやく歯車がかみ合ってくれたようですね。馬は元気いっぱいです。開幕週の馬場もいいですね。ただ、今回は昇級初戦で重賞挑戦。メンバーもこれまでとは違いますし、右回りの1400mという条件が鍵になります」
リョーノテソーロ 美浦・武井亮厩舎 牡4
父Justin Phillip、母Town Belle、母父Speightstown/前走シルクロードSは7人気9着
武井亮調教師
「すごく良い状態ですね。ここ2戦(シルクロードS・GIII・9着、淀短距離S・OP・6着)、消化不良でまともに競馬をしてません。2回ともジョッキーは違いましたが、2人ともまともなら勝っていたと話していました。今回騎乗する幸騎手は馬群に入れた方が良いと言っていましたし、この馬のことをわかっていると思います。あとはスムーズなレースをしてほしいですね」
タイムトリップ 美浦・菊川正達厩舎 牡5
父ロードアルティマ、母ミルフォードスバル、母父ホークアタック/前走石清水Sは7人気1着
菊川正達調教師
「前走(石清水S・1600万下・1着)は控えていく競馬で、良い勝ち方ができました。終いの脚は堅実ですね。昨年このレースを使った時(9着)は8か月の長期休み明けでしたし、直線で内を突いたらスペースがなくて、それでも最後は脚を伸ばしていましたから、力があるなと思いました。前走後も変わらず来ていますし、昨年の状態とは雲泥の差です。1週前は併せ馬で追い切りましたが、良い動きでした。当該週は輸送もあるので、調整程度の追い切りの予定です。1400mが1番合うとは思いますので、頑張ってほしいですね」
ヤングマンパワー 美浦・手塚貴久厩舎 牡7
父スニッツェル、母スナップショット、母父サンデーサイレンス/前走東京新聞杯は13人気10着
手塚貴久調教師
「前走(東京新聞杯・GIII)の着順は10着でしたが、久々にこの馬らしい競馬ができました。以前から1400mを使ってみたかったので、オーナーと相談してこのレースを選択しました。あとはどこまでやれるかですね」