【天皇賞・春(日曜=28日、京都芝外3200メートル)稲富菜穂のだいじょばないWeb編】
日曜(28日)の京都競馬場で行われるJRA・GIは古馬の長距離王を決める天皇賞・春。スピード志向が強くなっている現代において、中距離戦により一流馬が揃いがちな傾向はあるものの、長丁場ならではの騎手同士の駆け引き、位置取りの攻防は競馬の魅力をたっぷりと伝えてくれる。平成最後の伝統の一戦を制するのは果たしてどの馬なのか。今年も3分間の濃密な“映画”から目が離せない。
そんな中、競馬界の女神・稲富菜穂が注目したのは日経賞を快勝してここに臨むメイショウテッコン。【5-0-1-5】の成績が物語る通り、勝つか負けるかというはっきりしたタイプだが、ハマったときの強さはすでにGI級だ。平成14年の天皇賞・春を勝ったマンハッタンカフェの子が、平成ラストの“3200m決戦”を決めてくれるのか。調教にまたがる中塚健一助手に稲富菜穂が直撃取材を敢行した(17日撮影)。
提供:東京スポーツ