▲サートゥルナーリアで挑む大一番を前にレーン騎手を直撃 (C)netkeiba.com
豪州の若き天才、ダミアン・レーン騎手。来日早々勝ち星を量産し、新潟大賞典、京王杯SC、ヴィクトリアマイルを制するなど、鮮烈すぎる日本デビューを飾った。1994年生まれの25歳。12歳の頃に日本のデルタブルースがメルボルンカップを制したのをきっかけに日本に興味を持ったという。豪州ではトーセンスターダムとのコンビでGIを2勝するなど、“日本”との縁も。憧れの日本ダービーを前にいまの心境を伺った。
(取材・文=赤見千尋)
サートゥルナーリアと挑めることはとても光栄
――16日(水)に栗東でサートゥルナーリアの追い切りに騎乗されました。跨っての印象はいかがでしたか?
レーン 本当にいいフィーリングでいい調教が出来たのではないかと思います。馬の体も非常に良くて力強い走りだったので、とても満足しています。
――これまで跨ったことのある馬で、似ているなと感じた馬はいますか?
レーン う〜ん…(しばらく考えて)、どの馬に似ているというのは1回の追い切りだけでは言えないところがあるのですが、今までいろいろな馬に乗せていただいた中で、トップクラスの品を感じました。レースでの騎乗はこれからですが、間違いなく高い能力があるなと実感しています。
――日本ダービーは特別なレースです。今どんなお気持ちですか?
レーン 日本ダービーが特別であり、日本の方々にとってとても深い思い入れのあるレースだということは僕も感じています。そのレースにサートゥルナーリアと挑めることはとても光栄ですね。まだ最終追い切りも終わっていないですし、枠順も出ていない段階なので、時間の経過と共に気持ちも盛り上がっていくのではないかと思っています。