安田記念、抜群の動きのアーモンドアイ
日本ダービーが終わりましたね。皆さん、どのような感想を抱かれましたか?
若くして結果を残し、活躍をしてきた浜中騎手ですが、近年は落馬や騎乗停止など苦しい時期も…。その時、「こんな状況の僕に優しく声をかけてくれる人たちがたくさんいて、その言葉に救われた。だからこそ自分がシッカリしなきゃいけないとも思った」と話していました。
もちろんそれは、日ごろから人を大事にする浜中君だからこそ周囲も温かな気持ちで接し、心の底から活躍してほしいと願ってのこと。あの時、私もそんな話を浜中君としていただけに、ダービージョッキーになれたことはほんとに嬉しく思えましたし、心から拍手を送りました。
またサートゥルナーリアにおいては、返し馬を終えてのポケットからゲート裏までの間の首を上下に振る姿に、(ひょっとしたらゲート内で4肢が揃わずに、スタート遅れてしまうかも?)と不安がよぎりましたが、それが的中。
しかしながらその後の対応は、初コンビとは思えない手綱捌きだったと私自身は感じました。ただ1点、最後さされての4着には正直残念でしたが、上がりは最速ですし、馬場を考えれば力のある馬だとも再認識しました。
しかしながらこれが令和なのか?配当なども含めて平成最後あたりから、これまでのダービーとは違う印象を持ったのは私だけでしょうか…?特質な時計やペース、そこに至るまでの各馬の臨戦過程などなど、これまで抱いていたダービーとは少し違うようにも…。
正直、寂しさがないと言えば嘘になりますが、別の捉え方をすれば今回の勝ち馬における勝因は全ての事柄がマッチしてのものだとも。それは枠や馬場、展開などなど、あらゆる全てが揃った勝利。
また別の話とはなりますが、鞍上が浜中騎手で良かったなぁ〜との思いも。皆さんもご存知のとおり、近年苦しい時期もあった浜中騎手。その際、自分自身が変わらなければならないと感じたのは、周囲からの温かな言葉だったと。人柄ゆえの勝利にも思え、心の底から良かったと思う1人です。
さて今週は安田記念。アーモンドアイの追いきりの動きは抜群。ダイナミックでいてスガルイ。全身を使ったフットワークには、惚れ惚れとしてしまいます。また、アエロリットも伸びやかさがあり、私は好きなフォームに。
あと栗東から変わり身を感じたのはインディチャンプ。当日は470kg前半体重ならばグッドです。また、マイルはベストと思えるサングレーザーも、近走はようやくオトコ馬のような体に。ただ1点、秋の天皇賞では思わぬマイナス体重。陣営もそこを心配していました。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。