【古谷剛彦のクラブライフ】シルクホースクラブの目を見張る活躍
頭打ちする前に地方競馬へ移籍するケースも少なくない
豪華メンバーが集った「第160回天皇賞・秋」。戦前のオッズを見ると、アーモンドアイとサートゥルナーリアの2強ムード。少し離れた3番人気がダノンプレミアムでしたが、単勝10倍以下は3頭のみ。4番人気だったワグネリアンは、ダノンの約2倍のオッズでしたから、最強牝馬と3歳馬の一騎打ちを期待するファンが多かったことを裏付けます。
私自身も、アーモンドアイを破るとすれば、底を見せておらず、秋初戦の神戸新聞杯で成長を感じさせる圧勝を演じたサートゥルナーリアに期待し、一騎打ちを想定した馬券を買っていました。
しかし、終わってみれば、アーモンドアイの1強。スタートして2コーナーから向正面に入るところで、サートゥルナーリアが内に強引に入り、位置を下げざるを得ない不利を受けながら、カーっとすることなくサートゥルナーリアの直後で折り合いをつけていました。その段階で、アーモンドアイの凄さを垣間見ましたし、直線でアエロリットの内が開いた時の瞬発力に、さらなる驚きを感じました。
ルメール騎手のコメントでは、昨年のジャパンCほどの状態に及ばず、トップコンディションではないという状況での勝利ということでしたから、改めてアーモンドアイの強さに賞賛です。
この日は、シルクホースクラブのパーティーがあり