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【古谷剛彦のクラブライフ】地方所属馬の中央競馬に出走する機会が拡大

  • 2019年11月25日(月) 18時00分

地方競馬の大きな前進


 「ジャパンC」が終わり、残すところあと1カ月。中央競馬は東西とローカル、それぞれ1開催を残すのみとなりました。また、地方競馬は大晦日までレースは続きますが、ホッカイドウ競馬は11月7日で今シーズンをすでに終了しています。

 今年のホッカイドウ競馬は、全80日間の日程で330億8214万4890円の売上を記録し、25年ぶりの300億円超えとなりました。以前、300億円を超えていた時の日程は、100日を超えていましたので、80日間での330億円超えは驚嘆の数字です。インターネット投票が85.6%を占め、年々比率が高まってきたことが、売上増の最大の要因であることは間違いありません。しかし、インターネット投票のみならず、開催している門別競馬場の売上を見ると、計画比で約1億円も上回っています。例えば、事前予約制で、札幌駅北口から無料バスが運行されていますが、その乗車率が確実に高まっています。このバスは、開門直後の午後2時過ぎに競馬場に到着し、最終レース終了後に出発するスケジュールです。ですから、このバスを利用すると、たまたま知り合いが競馬場にいて、帰りに札幌まで乗せてくれるような状況がない限り、最初から最後まで競馬場にいることになります。そのようなスケジュールの無料バスに、乗車している人の数が増えている訳ですから、競馬場の売上が伸びるのも納得が行きます。

 さて、クラブ所属馬に目を移すと

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