昨年は4角16番手から追い込む形でダノンファンタジーが勝利
このコラムをお楽しみいただいた後は馬場虎太郎の予想をチェック! 考え抜いた最終決断をウマい馬券にてレース当日までに公開予定!
殿堂入り予想家受賞!
馬場虎太郎の予想はこちら!今年も実力馬が外を回せば順当に力を発揮
開幕週だった先週の阪神は、芝は路盤の状態も良好。馬場コンディションも軽く、レコードも更新される馬場。今週末も月曜時点の天気予報通りであれば、先週同様「軽い」馬場コンディションになるだろう。
軽めの馬場コンディションで行われた際の阪神芝外回り1600mは、JRAでも屈指のフェアな馬場状況になる。実力が反映されやすい。道中はスムーズに走り、優れた末脚を発揮する馬が走る。馬のリズム重視で運べる外枠の方がリスクが少ない。
過去の阪神ジュベナイルフィリーズも「軽い馬場」の際は「外枠」が走りやすく「末脚」のしっかりした馬が走りやすい馬場だった。たとえば、軽い馬場だった2017年も外枠の差し馬が順当に力を発揮。良好なコンディションだった2018年も差し馬が走りやすかった。
今年も末脚に優れた馬が外を回せば順当に力を発揮する。配当も順当になるだろう。
ウーマンズハートは過去の2戦も結果を出している。そして、近2走も「トラックバイアス」が恵まれたわけではない。
新馬戦はトラックバイアス「超前有利」。新馬戦特有の超スローペースで先行馬有利。逃げていたマルターズディオサは後に2連勝する強い馬。並の差し馬では、負けていただろう。
それを裏付けるのは、ウーマンズハートが出ていた新馬戦で「後方」から脚を余していた「差し馬」が次走以降で続々と走ったこと。同新馬戦で6番手から1.1秒差に敗れたアミークスは次走未勝利戦を圧勝。7番手から2.0秒差の6着だったシンハリングも次走で未勝利戦を勝利。特別戦でも僅差2着。このことは、ホームページでも書いているように、アミークス、シンハリングの次走を買って馬券で儲けることも実に簡単だった。
もう一度書くが、ウーマンズハートの新馬戦はレベルの高いメンバー。差し馬が不利な流れを8番手から追走。3馬身半も抜けだして圧勝したのである。抜けた才能だからこそできた芸当だ。
続く新潟2歳ステークスも、トラックバイアスは「前有利」。ペース遅く着差がつきづらいレースでも余裕の手応えで勝利した。
人気にはなるだろうが、人気に応えるか、それ以上のパフォーマンスを発揮することだろう。