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【朝日杯FS】本当に堅く決着するのか!?

  • 2019年12月13日(金) 18時00分

逆にドカン!と荒れるのか…


井崎 ……なあ須田クン、先週の阪神ジュベナイルFってかなり惜しかったよね? 4頭にまで絞って、人気薄のマルターズディオサも残っているというのに!

須田 それなのに、なぜ勝ったレシステンシアを真っ先に消してたんでしょうね(笑)。あんな前残り決着になるとは思っていなかったので、驚きましたが。

井崎 馬場の影響もあったんだろうけど、ホントに強かったもんな! あのペースで逃げて最速で上がって5馬身差の圧勝……バケモノかもしれないよねえ。

須田 2歳であんなレースができる時点で、十分にバケモノですよ。それにしても、またもや牝馬の大物登場とは……牝馬が強い時代が続きますなあ。

井崎 いやいや、この2歳世代は牡馬も楽しみな馬が多いからね。今週の朝日杯フューチュリティSに出走するサリオスとレッドベルジュール、強いよ?

須田 ちゃんと競馬を見ているファンなら、その2頭が強いのは誰でも気付いてます(笑)。しかも、どちらも外国人ジョッキーに乗り替わりですよ。

井崎 となると、なおさら消せないパターンだよねえ。人気になりそうなところでは、ビアンフェとタイセイビジョンの2頭が「消し」勝負なんだけどさ。

須田 まあ、芝1600m組が強いレースですから、この消しは理解できます。ただし、先週圧勝したレシステンシアは、前走芝1400m戦組なんですけどね!

井崎 そうなんだよなあ(笑)。内枠に入ったビアンフェなんて、いかにも同じようなレースをしてきそうだし。だから、消すのが怖いといえば怖い。

須田 サクッと消されているメイショウチタンですら、侮れない面はありますからねえ。何が起こるかわからない2歳戦なのに、無難すぎるような……。

井崎 サリオスとレッドベルジュールが強いという前提に立つと、なかなか人気薄を拾えないんだよ(笑)。それに、ここでの大荒れはないと思うからね!

須田 ……とセンセイが言った瞬間に、なぜかフラグが立つんですよねえ。堅く決まるのか、逆にドカン!と荒れるのか、見守らせていただきましょう。

☆01番ジュンライトボルト
☆03番ペールエール
☆04番トリプルエース
☆06番サリオス
☆07番ウイングレイテスト
☆12番レッドベルジュール

・デビューから5戦以上を消化している馬
※過去5年[0-0-0-18]
●2018年該当馬→ディープダイバー(5着)、ヒラソール(8着)、イッツクール(9着)、コパノマーティン(11着)
○2019年該当馬→メイショウチタン

・外国人騎手の騎乗馬をのぞく、前走1400m以下戦出走馬
※過去5年[0-0-1-29]
●2018年該当馬→ファンタジスト(4着)、ディープダイバー(5着)、アスターペガサス(7着)、ヒラソール(8着)、イッツクール(9着)、ニホンピロヘンソン(15着)
○2019年該当馬→ビアンフェ、マイネルグリット、タイセイビジョン、グランレイ、エグレムニ、カリニート、プリンスリターン、メイショウチタン

・前走でダート戦に出走していた馬
※過去5年[0-0-0-8]
●2018年該当馬→イッツクール(9着)、コパノマーティン(11着)
○2019年該当馬→タガノビューティー

・大外に入った馬
※過去5年[0-0-0-5]
●2018年該当馬→エメラルファイト(6着)
○2019年該当馬→ラウダシオン

2018年残った馬→アドマイヤマーズ、クリノガウディー、グランアレグリア、マイネルサーパス、ドゴール、ケイデンスコール、ソルトイブキ

【2018年結果】
1着:アドマイヤマーズ(○)
2着:クリノガウディー(○)
3着:グランアレグリア(○)

2019年下半期[星取り表]:●△●●●●●●△○●●●△△●◎△●●●●△●

1975年から新聞、雑誌などにユニークな競馬エッセイを発表。1983年からフジテレビの競馬中継にレギュラー解説者しても活躍中。須田鷹雄との掛け合いによって誕生した消去法は、もはや伝説の馬券術。巷では「1年遅れのバカ当たり」とも称される!?

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