昨年は萩Sをステップに参戦したサートゥルナーリアが先行押し切りで圧倒的人気に応えた(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
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こちらからご覧いただけます前走は負けて強しの内容、パフォーマンス上昇は必須
有馬記念は明らかなオーバーペース。前半はレースの流れにのらなかった(或いはのれなかった)二桁位置取り馬が上位を独占。
有馬記念前までの中山芝は、先行した馬が残るレースが多かったことも騎手、陣営の作戦に影響を与えたはずだ。
ただし、有馬記念以外の中山芝は前残りが多かった。冬の中山芝らしく北寄りの風が吹くことが多く、直線が向かい風になる。差し馬がスピードを発揮しづらいことも前残りになりやすい。今週も現時点の天気予報を見る限り、先週とは似たような馬場コンディション、状況が想定される。
週末のメインレースはホープフルS。前哨戦で最もハイレベルだったのは従来の2歳レコードを大幅に更新して勝利した東京スポーツ杯2歳ステークス。
同レースのトラックバイアスは「外有利・差し有利」。当日の東京芝は乾いて軽い路盤の状態に加えて、直線が追い風気味。高速上がりを出しやすく、末脚勝負の馬場状況。道中もロスなく内を通ることが無意味。外をスムーズに走らせるほうが有利だった。内を通る先行馬には不利なトラックバイアス。
東スポ杯でラインベックは最内枠から果敢に先行。道中は終始内を追走していた。勝ち馬からは大きく離された3着だが、トラックバイアスとは真逆の厳しい形でレース。悲観する内容ではない。単純なタイムだけでみても、従来のレコード(1分45秒9)とはほとんど差がないタイムで走っている。
デビューからの2戦はともに中京芝で勝利。この開催の中京芝は路盤や芝の状態そのものは絶好だったはずだが、不運にもほぼ全ての開催日が雨の影響を強くうけてしまっていた。
新馬戦の馬場コンディションは「標準」。新馬戦特有の超スローペース。2戦目の中京2歳ステークスは馬場コンディション「稍重い」。低レベルなメンバーでまたもスローペース。
前走は突然軽い馬場の本格的な流れ。初騎乗だった鞍上はここまでのレースで結果の出ていた位置を取りにいったが、2戦続けてスローペースを楽に先行していたこの馬にとってはオーバーペースになってしまっていた。スローペース続きの後に、ハイペースの先行は馬にとって厳しい形。
全身を使い非常にしなやかでキレイなストライドのため、2走前のような緩い馬場状態は不向き。それでも2馬身差できっちり勝利していることに価値がある。
今回は距離が伸び、標準的な馬場コンディション。末脚を活かしづらい今の馬場状況は、前走で先行する競馬をした経験が活きる。
ラインベックは前走のように無理にポジションをとるのではなく、自分のリズムで自然にポジションをとれば、パフォーマンスの上昇が期待できる。
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