▲オンの時は凛々しい表情のサウンドトゥルー (撮影:高橋華代子)
本日から、南関東競馬リポーターの高橋華代子さんによる新連載、『写真で見る!南関東競馬』がスタートします! このコーナーは写真をメインに、南関東競馬の旬な話題をお届けしていきます。
記念すべき第1回は、2016年のチャンピオンズC、2015年の東京大賞典などを制している、サウンドトゥルーが登場。南関に移籍して1年を超え、今年10歳を迎えました。スターホースの素顔を激写!
※連載開始を記念して、初回は無料公開いたします!
とっても気持ちよさそうな姿を発見
こんにちは! 南関東競馬リポーターの高橋華代子です。今日から『写真で見る!南関東競馬』という新しいコラムが始まりました。
私の主戦場になっている南関東競馬のいろんな話題を、写真を通じてお届けしていきます。どうぞよろしくお願いします!
とある日、サウンドトゥルー(船橋・佐藤裕太厩舎)の馬房にお邪魔してみると……。とっても気持ちよさそうにあくびをしている姿を発見!!!
▲とある日、馬房にお邪魔してみると…… (撮影:高橋華代子)
普段から大人しくて扱いやすく無駄なことをしない馬だからこそ、こんなに長い競走生活を送ることができていることは、厩舎サイドも言っています。
そんな優等生のサウンドトゥルーでも、あくびをする時って、こういうお顔になっちゃうのですね。人馬一緒(笑)。
佐藤師「今でも重賞を勝つ力はある」
サウンドトゥルーは今年10歳になりました。1月3日に川崎競馬場で行われた報知オールスターカップは、矢野貴之騎手を背に、優勝したオールブラッシュから0.5秒差の5着。
南関東競馬は年齢制限があり、一般的には9歳いっぱいまで走れますが、A1馬に限っては特例があり、1年のうちに1度でも5着に入れば何歳でも所属でいられます。
サウンドトゥルーも来年11歳になっても南関東所属として走る権利を獲得しました。とは言っても、陣営としては勝つために出走させているので結果に満足していません。
「この年になっても頑張っているとは言え、流れひとつで勝負になったと思うので悔しいです」と佐藤裕太調教師。
現在は2月5日に実施する金盃(大井・2600m)連覇を目指し、トレーニングを積んでいるそうです(大井は昼間開催中)。早いもので、サウンドトゥルーが南関東の一員になって1年以上が過ぎました。
「レース結果を見ると、年齢かなと感じる部分もあるのですが、まだ元気です。大人しい中でも暴れた時の力強さもありますし、毛づや、筋肉の質は若いです。
元々の能力は高い馬なので、今でも重賞を勝つ力はあると思っています。現状の力を出してあげられるように、重賞を勝つことを目標にしてこれからも取り組んでいきます」