ウマい馬券で公開している予想は4年連続でプラス収支。今年の1月も回収率200％越えで締めくくることができた。

　1月の高回収率を支えてくれたのは京都芝のわかりやすいトラックバイアスだ。

　京都金杯は14番人気3着のボンセルヴィーソ、日経新春杯で11番人気3着のエーティーラッセン、祇園特別で13番人気2着のラプソディーアをウマい馬券で推奨。公開していた予想を的中できたのもすべてトラックバイアスを読んでいたからである。

　年明けから先週までの京都芝は重めの馬場コンディションにより、先行、内を通る馬に有利な馬場状況。トラックバイアスの影響が反映されやすい古馬混合戦では、二桁人気で3着内に好走した5頭のうち4頭が最初のコーナーを2番手以内で通過した先行馬。先行馬有利のバイアスを読んでいたから的中できた。

　今週も京都開催は続くが「Bコース」に替わる。トラックバイアスは変化することも予想されるが、シルクロードSは「内有利」のバイアスは変わらないのではないか？

　シルクロードSは過去4回のうち3回がトラックバイアス「内有利」もしくは「超内有利」。そのうち2回は「前有利」のトラックバイアスが発生。内を通る馬と先行馬が恵まれやすいレースだ。

　ここ数年の中でも、馬場コンディションが今年に最も近いのは2018年。

　この年のシルクロードSは1枠から最初のコーナーを3番手で通過したファインニードルが圧勝。2着は4枠から逃げたセイウンコウセイ。人気薄で3着のフミノムーンも2枠。内枠、そのなかでも先行した馬が恵まれていた。

　京都芝1200mで内有利のトラックバイアスが発生しやすいのは、コース構造の影響で外枠が不利になりやすいからだ。

　先週までの京都芝で推奨したエーティーラッセン、ラプソディーアはどちらも5枠。真ん中より外枠の先行馬を狙ったが、このレースでは内枠から先行する馬を狙いたい。

　セイウンコウセイの前走スワンステークスはトラックバイアス「外有利・差し有利」と判定。後方待機馬が上位を独占し、1着馬と2着馬は二桁馬番。先行したこの馬にとっては厳しい状況。


　シルクロードSでは既に2017年と2018年に連対しているように、得意としているレース。昨年は前半から明らかなオーバーペースで飛ばして惨敗したが、当時は7枠から無理にハナを主張していったことが仇となった。今回は好枠(内枠)を引けば巻き返す(もちろん外枠を引けば評価を落とす)。枠順も見た上で下す最終予想はウマい馬券で公開する。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のシルクロードS予想はレース当日までにウマい馬券で公開！