競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに共同通信杯出走予定馬の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
ココロノトウダイ美浦・手塚貴久厩舎 牡3
▲2月5日撮影
休む前と比べるとだいぶ腰がしっかりとした印象を受けるが、背丈のある大型馬で全体に緩さを残し、もうひと絞りできそうな体つき。早くから丹念に乗り込まれてはきたが、厳寒期で絞り切れていない状況か。ゆったりとした背中から、長丁場への適性を感じ息の長い末脚を発揮できるタイプ。東京での瞬発力勝負に対応できるかも課題となりそうだ。
シングンバズーカ美浦・高市圭二厩舎 牡3
▲2月5日撮影
体高が低く腹袋もあってボテッとした体形。胸前のボリュームに比べると、背腰の頼りなさを残し現状は前駆で走っているイメージ。重賞メンバーに入ると現状では見劣るところはある。勝った後にひと息いれたこともあって緩さを感じさせるが、こんな感じで走ってきた馬。毛づやなんかは冴えており、眼光もキリッとしていて動ける態勢。
ダーリントンホール美浦・木村哲也厩舎 牡3
▲2月5日撮影
Galileoの血を引く欧州血統だが、重厚すぎることはなくつなぎの柔軟性も十分。前後のバランスが非常に良く