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新天地での生活が始まって1週間 早くも勝利を挙げてアピール!

  • 2020年02月28日(金) 18時01分
ブレイキングドーン

▲新天地初戦は惜しくも2着も、手応えをつかんだという富田騎手


昨年の8月7日から、オーストラリアで長期武者修行を敢行している富田暁騎手(栗東・木原一良厩舎)。新天地アデレードでの生活が始まって早くも1週間。その間、すでに勝利を挙げることができた富田騎手。

※このコラムは無料でお楽しみいただけます。


日本でいう博多弁や関西弁のような違いが


 netkeibaをご覧のみなさん、こんにちは。富田暁です。

 アデレードでの生活が始まって1週間が経ちました。家も変わりましたし、調教場所や調教方法も変わって、まだ生活自体に慣れていませんが、少しずつ馴染んでいけたらいいなと思っています。

 一番戸惑っているのは、やはり言葉。英語が話せる人はそれほど気にならないのかもしれませんが、習得中の僕の場合、発音やスピードがまったく違うように感じて、メルボルンにいたときよりも聞き返してしまう回数がとても多いです。

 英語の先生に聞いたところ、日本でいう博多弁や関西弁のようなイメージだとか。今はまだ訛りに戸惑っている状況なので、早く慣れるようにいろんな人とコミュニケーションを取って、もっと勉強しなければ!

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▲▼「アデレードは海もきれいで最高です!」


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 肝心の競馬ですが、移動してきた週の土曜日に自厩舎がISCARIOTという馬を用意してくれて、Morphettville競馬場、いわゆるメトロポリタンで乗ることができました。

 結果は2着で悔しかったですし、やっぱりいきなり勝ってアピールしたかったのですが、勝った馬は1番人気の力のある馬。自分で納得できる騎乗ができましたし、オーナーさんも調教師さんも「次は勝てるね」と言ってくださったので、次もまた乗せていただけたらしっかりと結果を残したいです。

 水曜日にはペノーラ競馬場で騎乗し、CENTENARY SHOTという馬で初勝利を挙げることができました! 新しい地でどんどんアピールしていかなければと思っていたので、早いうちに勝つことができてうれしかったです。まだ騎乗数もなかなか確保できない状況ですが、これからどんどん増やしていけるよう、いろんな人にアピールしていきたいです。

1996年12月11日、茨城県生まれ。2017年にデビュー(栗東・木原一良厩舎)。同期は木幡育也、武藤雅、横山武史、川又賢治。一度は高校に進学入学するも競馬学校受験を決意。2度目の受験で合格。2018年、仏の若手騎手招待レースにJRA代表で参加。

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