メディアが伝える多様な情報の中から正確・的確なものを見分ける力
世の中を生き抜くには、正しい判断を
新型コロナウイルスが世界中の競馬に影響を及ぼしています。
きのう(13日)に当サイトでも伝えられたのが、ドバイワールドカップデーの無観客開催。そのほか、観客を入れない競馬開催はアメリカ、オーストラリアなどにも拡大しています。
ひょっとしたらケンタッキーダービーもそうなるかもしれない、とのこと。まさに前代未聞、これぞ未曾有の一大事でしょう。
日本国内でも、帯広のばんえい競馬が今月24日(今年度最終開催日)までの無観客競馬続行を決めています。このため、21日(土)に行われるばんえい記念も、ファンのみなさんにナマ観戦していただくことができなくなってしまいました(涙)。
するとその発表直後、当日の羽田発帯広行きJAL朝イチ便が欠航になりました。たぶん、ばんえいファンの方々によるキャンセルが相次いだんでしょうね。イベントが1つ中止になるだけで、いろいろなところにその影響が出るという実例だと思います。
それにしても、テレビやラジオも新聞や雑誌もネットも何も、今はさまざまな“コロナ情報”であふれかえっています。
まぁそれは仕方ないとして、中にはデマや誤報、怪しげな話も混ざり込んで、どれを頼りにすればいいか、わからなくなってしまうこともありますよね?
でも、競馬ファンだったら、多かれ少なかれそういうことを経験しているような気がします。
競馬も、netkeiba.comをはじめとするwebサイトや新聞、雑誌などから、さまざまな情報を仕入れることができます。それに加え、パドックや返し馬で、出走馬そのものを見て得られる“情報”もあります。
それらのうちの何を頼りに予想を組み立てればいいか、迷ってしまったことはありませんか?そう、情報が多すぎて、自分の中で“消化”しきれなくなるという状況です。
そこでほとんどの方々は、自分の基本方針を決め、さまざまな情報の中から必要なものだけを選択して、それを予想の“助け”にしているはずです。
ところが、その予想が百発百中、すべて当たる、なんていうことはないでしょう?(絶対ないとは断言しませんが…)それが競馬、ですよね。
競馬の場合、どうやったって当たったりハズレたりするわけですから、あふれるほどの情報の中から、自分が「これだ!」と思ったものに絞って“判断材料”にしたほうがいいようです。迷ったらキリがないでしょう?
でも、世の中を生き抜くには、正しい判断をしなければいけません。一部の情報だけを頼りにすると、正しくない判断をしてしまう可能性があります。
さまざまなメディアが伝える情報の中から、正確、的確なものはどれかを見極める力を鍛えておきたい。そう思う今日この頃です。