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【大阪杯】狙いは軽い馬場で力を発揮する馬

  • 2020年03月31日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年は9番人気のアルアインが押し切った(c)netkeiba.com


4年連続プラス収支の馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として大阪杯で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 今春開催の阪神芝はほとんどの開催が雨の影響を受けている。JRAの馬場発表も半数以上のレースが「稍重」。

 ただし、JRAの馬場発表を鵜呑みにしていては馬場を利用して馬券で勝つことは難しい。実際私は「独自の馬場判定」を全レース行うことによってウマい馬券でも5年連続プラス収支を達成中だ。

 私の馬場判定では「重め」の馬場コンディションと判定したレースはここまで全体の3割にも満たない。

 雨の影響を唯一うけておらず乾いていた3月21日、22日の週は「軽い馬場」。速い時計の決着も目立った。

 3月21日のメインレース、若葉ステークスは1分58秒6の好時計で決着。これはレース史上最速タイム。翌日のメインレース、阪神大賞典も3分3秒0の好時計。前週に行われたフィリーズレビューは馬場状態の発表では雨の影響でJRAは「稍重」発表。それでも勝ち時計は1分21秒0。これもレース史上最速タイの好タイム。これは時計が出る路盤によるものだ。

 今週からはBコース替り。週末の天気予報も良好。今の路盤ならば、乾いた状態になれば、私の独自馬場では「軽い」と判定するような馬場コンディションになるのは確実。

 GIに格上げされた2017年以降、大阪杯の馬場コンディションは2017年が「稍重い」。2018年が「稍軽い」。2019年が「稍重い」。

 2017年以降では、2018年に近い「軽い」馬場コンディション想定される(当然だがまったく同じではない。土曜の傾向も加味した最終予想はウマい馬券で公開する)。

 2018年の大阪杯はトラックバイアス「超差し有利」と判定。

 最初のコーナーを二桁位置取りで通過した馬が1、2着。4番手以内通過馬は掲示板にも載れなかった。

 軽い馬場コンディションによって「速い末脚」を発揮した馬に有利なトラックバイアスとなった。

馬場虎太郎

神戸新聞杯以来の重賞勝利へ(c)netkeiba.com


 ワグネリアンの前走ジャパンカップは馬場コンディション「稍重い」。トラックバイアスは「超内有利」。

 勝ったスワーヴリチャード、2着カレンブーケドール、4着マカヒキは道中で終始最内を追走。重めの馬場コンディションで負荷がかかり、距離ロスを最小限におさえる必要がある状況。

 ワグネリアンは2枠からのスタートだったが、終始1頭分以上は外を通っていて、3コーナーから4コーナーにかけてはバテて下がってきたウインテンダネスが壁になって明らかに仕掛け遅れ。それ以上に重めの馬場コンディションも向いていなかった。

 古馬になって以降、4戦のうち大阪杯、札幌記念、ジャパンカップと3戦が馬場コンディション「稍重い」と判定する重めの馬場コンディション。3歳時に唯一連対を外した皐月賞も重めの馬場コンディションだった。

 これまでに馬場コンディション「標準〜軽い」で走ったのは7戦。5勝、2着1回。「標準〜軽い」馬場コンディションで唯一連対できなかったのは超豪華メンバーが揃った昨年の天皇賞秋。

 メンバーも豪華だったことに加えて「内有利」のレース。「外枠」は厳しかった。

 レースも外枠から道中も後方の外めを追走。コース取りによって、2馬身弱の不利はあった。2着だったダノンプレミアムにもコース取りで1馬身強の不利はあった。トラックバイアスの不利がなければ、2着同着程度の走りはしていた。

 今回は得意な馬場コンディションで、末脚も活かせる状況が想定される。好勝負必至。

 殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の大阪杯の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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