競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに出走予定馬の中から5頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
ホウオウピースフル美浦・大竹正博厩舎 牝3
▲4月16日撮影
冬場でも光り輝く毛づやをキープしていたので、代謝はかなりいい馬なのだろう。前走の12キロ増もいい傾向で、今回はさらに丸みを増した印象だ。バネの良さを感じ取れる真っすぐに伸びた尾尻から飛節のライン。澄んだ目つきで気性の難しさも見せていない。手脚が長く、胴もゆったりとしているので、やはり本質的には距離あっての馬。
レッドルレーヴ美浦・藤沢和雄厩舎 牝3
▲4月15日撮影
胸前のボリュームに比べるとトモが薄くバランスの悪さを感じるが、全兄のランフォザローゼスも同様にこのような体形だった。腰はグラつかずに非力なところは一切なく、