レガトゥス

牡/美浦・木村哲也厩舎/サンデーレーシング

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　2020年の2歳戦がスタート、新種牡馬モーリスが猛烈な旋風を巻き起こす。血統図のおさらいになるが、母は5勝、祖母アドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯連覇。さかのぼればエアグルーヴ→ダイナカールへとつながる日本競馬の大動脈も真っただ中にある良血。半姉スカイグルーヴ(父エピファネイア)は、牡馬混合のGIII・京成杯2着。ひと夏越えた秋は、秋華賞の有力候補となっているだろう。父にモーリスを配した弟は、500キロを超える四肢頑丈なマイラー。モーリスを代表する初年度産駒として、育成段階から綿密なメニューを施し、動きも活発かつ豪快。やや晩成系の一族には珍しく、2歳早期からエンジン全開。すでに美浦トレセン入り、ゲート試験を済ませ、調教時計も徐々に詰まり始めた。

リュラネブラ

牡/美浦・国枝栄厩舎/シルクレーシング

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　母は5戦で引退、未完成のままターフを去ったが、曾祖母はベガ(桜花賞、オークス優勝)、母の姉は桜花賞馬ハープスター。近親のアドマイヤドンは、最優秀2歳牡馬・最優秀ダートホース(2回)と、異なるジャンルで表彰台に立った。初仔ながら馬体は頑丈、クラブ募集馬の中でも大人気だったが、当歳、1歳、2歳時とイメージ通りの上昇曲線を描き、470キロ前後のコンパクトな重賞マイラー。皮膚は薄く常に張っている。競争意識も旺盛、目線が生き生きとしている。まずは6月の東京芝7Fでデビュー勝ち発進を決めたい。

レアリサンド

牡/栗東・高野友和厩舎/ターフ・スポート

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　一番仔ナムラシングン(父ヴィクトワールピサ)は3勝。二番仔ファンディーナはフラワーCを圧勝、2017年の皐月賞では1番人気の支持を集めた(7着)。二つ上の半姉クードメイトル(父ヴィクトワールピサ)は、3戦2勝。クラシック参戦は残念ながら逃してしまったが、脚元の不安が解消し戦列に無事戻れば