▲ミルコ騎手とラヴズオンリーユーを管理する矢作調教師(左) (撮影:下野雄規)
今週の鳴尾記念に出走するラヴズオンリーユー。前走のヴィクトリアマイルは7着と、残念な結果に終わりました。昨秋のエリザベス女王杯(3着)以来、半年ぶりの実戦でもありましたが、「馬の気持ちは関係なかった」とミルコ騎手。今回は、ヴィクトリアマイルのレース回顧、そしてレースで目の当たりにしたアーモンドアイの桁違いの強さを語ります。
(取材・文=森カオル)
※このインタビューは電話取材で行いました。
何度でも言うけど…「スムーズだったら絶対に2着!」
──今週の鳴尾記念にはラヴズオンリーユーが出走しますね。前走のヴィクトリアマイルは7着と残念な結果に終わりましたが、まずはレースを振り返っていただけますか?
ミルコ 1枠1番からいい感じでスタートしたけど、みんなが内にきて内にきて…。スペースを取られちゃいましたね。そのあともペースが遅かったから、ずっと行くところがなくて。それで4コーナーからヨーイドンでしょ? 僕、そこでも行くところがなかったね。
──確かに、道中はブレーキを掛けるようなシーンもあって、走りづらそうだなと思いながら見ていました。
ミルコ うん。まぁそれも競馬なんだけど、なんだか中途半端な競馬になってしまいました。(NHKマイルCの)ラウダシオンと同じ競馬ができていたら、絶対に2着にきてた!
──昨秋のエリザベス女王杯(3着)以来、半年ぶりの実戦でした。久々の影響を感じたところもありますか?