【ユニコーンS】人気でも「あの3頭」は数値圧倒? 一角を崩す大爆発タイプは潜んでいるのか?
『ユニコーンS』はわりとタイム指数とは相性の良いレースだ。
しかも同距離コース実績あるほうが好成績を残す傾向にある。
とはいえ昨年は1番人気デアフルーグに◎本命打って、同馬は出遅れもあっての7着に沈んだ。同馬の前走は同距離コース『青竜S』。2着でも、1着デュープロセス(109)よりも上の同距離コース111を出していた。これで本番凡走されてはどうしようもないというところ。ただ反省としては、勝ったデュープロセスのほうが本命◎筆頭に相応しかったなというところだ。
大事な点はほかにもある。
まずは馬場がどうか。この梅雨時期は渋っても仕方ないのは承知の上だが、過去5年「稍重・良・良・重・重」というのが『ユニコーンS』。
時計としては馬場関係なくすべて1分35秒台。それまで遅い走破タイムしかない馬は、ある程度速いペースに対応できないと凡走の憂き目に合うということだろう。
昨年は重馬場が、それまで芝経験しかなかったワイドファラオの最内からのスンナリ逃げにピッタリ合っていたのだ。今年は前走芝馬がいないので、同距離コースで勝ち経験があって、時計をある程度伸ばせる(イコール同距離コース指数を伸ばせる)ことができる馬を中心に考えたい。
まずは前走同距離コース『青竜S』106勝ちのデュードヴァン。
前走はハマった感もあるが