【宝塚記念】軸馬◎は同距離コース110台後半可能馬! とはいえ今年も大荒れ傾向は変わらない?
『宝塚記念』ではタイム指数はあまり機能してくれない。
同時に同レースは、近年大きく荒れる傾向にあるGIレースの代表でもある。
理由はいくつかある。
一つ目は「梅雨の時期」ということ。過去10年で4年は稍重開催。ほかは良馬場という施行データだが、パンパンのスピード馬場施行という感じでもない。持ち指数が高くても意味がない場合もある。
次に、阪神芝2200m内回り(Bコース)という「トリッキーなコース」であること。走破タイムにもバラつき(良馬場でも2分10秒台から14秒台まで幅広い)があるように、ペースによってレース傾向(脚質の有利不利)が変わりやすい。
そして「前半戦最後のGI」戦ということ。春の古馬重賞はここまで数レースあるので、そこまでにピークを迎えている馬もいるわけで、人気馬でも調子落としている可能性もあるのだ。
おまけにもうひとつ