競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにラジオNIKKEI賞出走予定馬の中から8頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
グレイトオーサー美浦・堀宣行厩舎 牡3
▲6月24日撮影
ノヴェリスト産駒の大型馬らしく、骨太で腹袋もありパワー型の体形。高速馬場向きのタイプとは決して言えないが、抜群の加速力を発揮してデビューから2連勝。搭載しているエンジンはけた違いなのだろう。胸前のボリュームに対し、トモはまだ薄くお尻に幅が出れば全体のバランスも良くなってくるはず。パドックで太く見せてもこの馬はOK。
サクラトゥジュール美浦・堀宣行厩舎 牡3
▲6月24日撮影
脚長で背が高く、背中は短め。腰回りは華奢に映って、ネオユニヴァース産駒によく見られる体形で中距離以上が合うイメージ。以前よりも幅が出て厚みが加わってきており、短期間でも成長力は十分。イレ込みやすい性格で