競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに関屋記念出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
アストラエンブレム美浦・小島茂之厩舎 セ7

▲8月6日撮影
闘争心に欠けるような顔つき。太い感じはなく数字的には仕上がっていそうだが、筋肉の付き方は物足りなくトモが流れ気味で力強さを感じさせない。急ピッチに乗り込まれて1週前の坂路でも時計は出たが、好調時にはあと一歩。得意としている新潟の舞台となるが、ここを使ってもっと良くなるイメージがある。
エントシャイデン栗東・矢作芳人厩舎 牡5

▲8月5日撮影
芦毛ながらも体のラインにメリハリを見せて、筋肉がしっかりと浮き出ている。若い時期から活躍する血筋だが、以前の華奢な面が抜けてキリッとした姿へと変貌し、同馬は5歳を迎えての本格化となった。タフネス振りも相変わらずで、馬体減がなく精悍な表情。背中は短めで1400がベストでも、新潟の外回りならば確実に末脚を発揮。
クリノガウディー栗東・藤沢則雄厩舎 牡4

▲8月6日撮影
前走同様目の周りが黒ずんでいて、首をダラッと投げ出してしまった姿。ケイコは好調時とそん色なく動けているが、トモの膨らみ方も