
2番人気で勝利したノームコア。久々の2000m戦を感じさせない完勝だった(写真提供:デイリースポーツ)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、札幌記念でまったく同じ4頭だけに印を打ち、◎→○→△で見事に的中させた、ふたりの総合派のプロ予想家を取り上げます。果たして、どんなアプローチで同一の予想印に辿り着いたのか。その“頭脳”に迫ります!
レース適性と距離適性の看破が好配当に結実
最初に紹介するのは、レース条件に合う適性の馬の選択眼に定評のあるnige氏です。まずは、2番人気優勝のマイルGI馬ノームコアを「距離延長がプラスになる」と評価して、本命に推します。「追走が楽になって、小回りでもコーナーが緩い札幌なら走りやすく、馬場もいい」ことで長所が生かせるとの読みでした。
さらに、6番人気2着の同じくマイルGI馬ペルシアンナイトに関しても、「忘れてしまいそうだが、17年皐月賞2着、18年大阪杯2着の実績があり、2000mまで対応できる馬」とジャッジして対抗に。
結果は馬連、3連複、3連単をトリプル的中させて、12万超の払戻しを獲得しました。予想結果は
こちら
過去の戦績から、距離適性をしっかり見極めたことが人気薄の相手の抜擢につながった
血統、そして騎手との相性から本命に指名
もうひとりも、適性診断を得意とするベルグ氏です。見解からは「ハービンジャー産駒を評価」しての本命、対抗だったことがうかがえました。そして本命のノームコアについては、「横山典騎手とはコンビ4戦目で慣れも見込め、ここで勝ち切るとみる」と強調。
また、対抗のペルシアンナイトを「当馬は叩き良化型。安田記念と宝塚記念で2回使われ叩いた上積みは見込めることはプラス」と強調したのです。
そして結果は、ワイド7.1倍を3,100円と押さえつつ、馬単47.0倍を1,500円ゲット。9万円超の払戻しとなりました。予想結果は
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叩き良化型の特徴から、2着馬の走り頃を見極めた眼力が発揮された一戦だった
なおベルグ氏は、北九州記念でも10番人気3着のアウィルアウェイを本命にし、8番人気勝利のレッドアンシェルを対抗に指名して的中しています。予想結果は
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