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【長岡禎仁騎手】二人三脚で掴んだ念願の重賞タイトル!その裏にあった新天地での覚悟と努力

  • 2020年09月02日(水) 18時02分
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“覚悟が決まった”長岡禎仁騎手(撮影:大恵陽子)


GI初騎乗だったフェブラリーS、単勝最低人気のケイティブレイブで2着だった長岡禎仁騎手。デビュー8年を迎える直前での同期で一番遅いGI初騎乗となりましたが、一躍注目を集めました。そして、8月16日には小倉記念でついに重賞初制覇。コンビを組んだのはケイティブレイブと同じ杉山晴紀厩舎のアールスター。格上挑戦、ゲート再審査を経ての出走と、一見、不利な条件に思えますが、アールスターの“ある変化”から「自信があった」と長岡騎手は話します。今週6日の新潟記念で重賞2勝目を狙うコンビの絆に迫ります。

(取材・構成:大恵陽子)

※お忙しい中、電話取材にご対応いただき、この場を借りて感謝申し上げます。


長岡騎手も「狭かった」と感じた小倉記念の直線


――小倉記念で重賞初制覇、本当におめでとうございます!

長岡禎仁騎手(以下、長岡騎手) ありがとうございます。勝った時は信じられなくて、「うわっ!」って感じでした。

――勝利騎手インタビューでは終了後に記者から拍手が起こっていて、多くの方から祝福されているのが伝わってきました。

長岡騎手 ジョッキーやバレットさん、他の調教師の先生がいっぱい声をかけてくださって、嬉しかったですね。先輩ジョッキーからもLINEで「おめでとう」と連絡をいただいたり、嬉しい内容が書かれてあって、「あ、勝ったんやな」って実感が沸いてきました。

――和田竜二騎手が小倉記念について素敵なツイートをされていたのですが、ご覧になられましたか?

長岡騎手 Twitterはやっていないんですけど、友達から送られてきたのを見て嬉しかったです。先輩のジョッキーたちが小倉記念を見てそう思ってくれたり、みんなが喜んでくれて、応援されているなって感じました。

――レースを振り返ると、アールスターは3勝クラスからの格上挑戦。道中は3番枠を生かして内で我慢していましたね。

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