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【新潟記念予想】新潟記念も、新潟芝重賞で絶好調のダンチヒ系に注目

  • 2020年09月04日(金) 19時00分
その日の注目レースと狙い馬を網羅した亀谷敬正の「血統ビーム激走メモ」を発売!
殿堂入り予想家として公開する重賞やGIの予想に加えてぜひご覧ください!
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平坦な芝コースなのでスピードが問われる


 夏の新潟芝外回りコースの重賞はオーストラリアで主流の芝1200m適性が高いノーザンダンサー系。なかでもダンチヒ系が走ります。ダンチヒ系が夏に強いことに加え、平坦外回りの適性が高いためです。(出走馬の系統はスマート出馬表で無料公開中)

 先週の新潟2歳Sも勝ち馬のショックアクションは母父がダンチヒ系でオーストラリアの名種牡馬ファストネットロック。2着のブルーシンフォニーも母父がダンチヒ系のコマンズ。

 8月16日の関屋記念も、母父にダンチヒ系のリダウスチョイスを持つサトノアーサーが優勝。母はオーストラリアを主戦場として活躍。

 新潟外回り重賞は平坦でスピードを持続する距離の長さが問われやすいです。この能力の方向性が洋芝の平坦芝に近いものがあるのでしょう。

 今週末の新潟記念も例年、オーストラリアで主流の芝1200m適性が高いノーザンダンサー系。なかでもダンチヒ系の血を持つ馬が走りやすいレース。

 2018年の勝ち馬ブラストワンピースは父がダンチヒ系。13人気3着だったショウナンバッハはノーザンテーストのクロスを持つ馬。オーストラリアでGIを勝ったメールドグラースやブレイブスマッシュはノーザンテーストの血を持つようにノーザンテーストはダンチヒが走りやすい馬場が得意な馬を出しやすいです。

 今年の出走予定馬では、ピースワンパラディは母父がアグネスデジタル。同馬の母父はダンチヒ系のチーフズクラウン。アグネスデジタルも直線が平坦の京都芝GIを勝っていますし、チーフズクラウンの血を継ぐマイネルキッツも京都芝GI勝ち馬。ダンチヒ系の持ち味である平坦コースでスピードを持続し続ける能力に長けた血統。近親にホエールキャプチャ。重賞でも通用するスケールの裏付けがある血統。

 ワーケアは母父がダンチヒ系のオラトリオ。父はハーツクライ。旧コースではありますが新潟記念を勝ったアイリッシュダンス。父も母父も新潟芝重賞が得意。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の新潟記念予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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