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【ローズS】 人気薄でも本命に据えることができたワケを考える

  • 2020年09月22日(火) 18時00分
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予想の頭脳

3番人気で勝利したリアアメリア。“強い競馬”で、本番でも期待の持てる内容だった(写真提供:デイリースポーツ)


『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、3連単が100万馬券となったローズSを取り上げます。果たして、2ケタ人気馬が2頭も馬券となった超難解な一戦を、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!

レースと騎手の相性から人気薄でも大胆に抜擢



 最初に紹介するのは、回収率に徹底的にこだわる速風駿氏です。本命は、「ハイペース想定で後ろからの馬で直線キレ味勝負に対応できる強みは大きい」と評価した14番人気2着のムジカでした。超人気薄馬でしたが、さらに「秋山騎手はこのローズSを2018年13番人気ラテュロスで3着と相性の良い騎手」と強調材料を畳みかけます。

 結果は、ムジカからのワイド193.8倍と80.6倍を1,000円ずつダブルで的中。27万円超の払戻しを獲得しました。11番人気3着のオーマイダーリンにもしっかりと印を回していた点にも注目でしょう。予想結果はこちら

予想の頭脳

本命は人気薄だったが、勝ち馬や3着馬にもしっかりと印を回してあたりにセンスがうかがえる



 また、速風駿氏は翌日のセントライト記念も4番人気優勝のバビットを本命に指名。直近1年での重賞単勝回収率169%をさらに上昇させつつ、単勝と3連単のダブル的中を飾っています。予想結果はこちら

舞台替わりでも脚質的に十分に戦えることを看破



 もうひとりは、東スポが誇る穴党記者の山河浩氏です。同じく、本命はムジカ。前走の1勝クラス2着という成績を、「大外枠から発走で距離ロスが大きかったことを考慮すれば最速35秒7の末脚で0秒1差まで迫った内容は“負けて強し”」と高く評価。阪神外回り(直線474m)から中京(直線413m)に舞台を移しても末脚自慢の伏兵が波乱の主役となると読み切り、春の実績馬相手に十分に戦えるとの判断を下しました。

 結果は、複勝20.3倍を7,000円と厚く的中。着順や相手馬に左右されないシンプルな馬券ながら、14万円超の払戻しとなりました。予想結果はこちら

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格下でも、能力的に戦えることを見抜いて抜擢した◎はお見事だった



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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券

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