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【京都大賞典予想】重い馬場巧者の先行馬を狙う

  • 2020年10月06日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年は坂井瑠星騎手とのコンビでドレッドノータスが勝利


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 今週からは京都開催が開幕。秋の京都は、前開催からの間隔が長くとれるため、1年を通して芝や路盤の状態が最も良い開催。

 例年、開幕週に行われている京都大賞典の傾向は以下の通り

2016年「超内有利・前有利」
2017年「内有利・前有利」
2018年「内有利・前有利」
2019年「内有利・前有利」

 一貫して、内を通る馬と先行馬が恵まれるレース。

 昨年は逃げたダンビュライトが6番人気2着。4枠から先行したドレッドノータスが11番人気1着。3枠のシルヴァンシャーが5番人気3着。3連単は181万馬券の大波乱。

 ただし、今年はこの後に改修工事が控えており、例年のような連続開催ではなく、8日間の1開催のみ。週末の雨量も多そうな天気予報となっている。

 例年とは異なる馬場状況になることも想定されるため、最終的な判断は土曜の馬場を見極めたい。

 現時点では「雨で重めの馬場コンディション」を想定。重い馬場でも対応可能な馬。中でも例年恵まれる先行馬を推奨したい。

馬場虎太郎

昨年の京都大賞典で逃げて2着と惜しい結果となってしまったダンビュライト(撮影:下野雄規)


 ダンビュライトは昨年も当レース2着。そして重い馬場巧者でもある。

 ダンビュライトがこれまでに出走した重賞(GI除く)を
・馬場コンディション「標準〜軽い」を「軽め」
・「稍重い〜重い」を「重め」
の二つに分類した成績は以下の通り

馬場虎太郎


 勝った2回(2018年AJCC、2019年京都記念)はどちらも馬場コンディションが「稍重い」。「重め」の馬場コンディションだった際には全て3着内に好走しているように、馬場コンディションが軽いよりは重いほうが相対的にみても、この馬自身にとっても好走の確率は上がる。

 前走の宝塚記念はトラックバイアス「超外有利・超差し有利」。内枠からのスタートだった馬や道中で内を通った馬。前のポジションを取って流れにのっていた馬。これらが全て壊滅的に走れない極端な偏りが出たレース。押して先行していたこの馬にとっては絶望的な状況。大きく離されたが、参考外の1戦。

 例年通りに内を通る馬、先行に有利な馬場状況であれば、巻き返す可能性十分。外枠だった昨年との比較から、内枠に入るようならさらに注目したい。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の京都大賞典の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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