競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにみやこS出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ウェスタールンド栗東・佐々木晶三厩舎 セン8
▲10月28日撮影
重賞戦線で2、1、2着と8歳になってますます盛ん。元々緩まないタイプで鉄砲巧者だが、今回も例に漏れず筋肉質の馬体を誇示している。やや前駆体形でトモ高のシルエットやトモのボリュームと丸みも大きくは変わらない。年齢的なもの、中距離志向のダート馬ということもあり坂路の時計は地味だが、この馬体を踏まえれば仕上げに抜かりなし。力は出せそうだ。
エアアルマス栗東・池添学厩舎 牡5
▲10月28日撮影
左爪は立って破折しており右爪は通常。また左後肢のかかとが浮いているが、これは左前に重心が掛かった立ち姿になっているからだろう。高額条件からダートに矛先を向けての5戦4勝。左回りの成績はもうひとつだが、