▲今週は、大規模改修に入った京都競馬場の思い出を語ります (C)netkeiba.com
先週までの開催をもって大規模改修に入った京都競馬場。2年以上も開催がなくなることに、「僕は外国人だけど京都は地元、だからすごく悲しい」とミルコ騎手。今回は京都競馬場の思い出を明かすと共に、京都コースの難所や騎手目線での要望を語ります。
(取材・文=森カオル)
Q「京都競馬場が大規模改修に入るとのこと。僕は地元なので、しばらく京都で競馬を観られないのはすごく寂しいです。ミルコ騎手もたくさん大きなレースを勝っている競馬場ですが、なにか思い出があれば教えてください」(うえっちさん)
ミルコ 2年以上、お休みなんでしょ? 僕も寂しいし、すごく悲しいです。ちょっとつらいね。僕も地元……あ、僕は外国人だから地元って言わないか(笑)。
でも、僕は京都に住んでいて、家から競馬場まで車で30分。近くてとっても便利だった。地元だからか(笑)、けっこうファンも多かったような気がするし。
──「ミルコー!」という声援がほかの競馬場より多かったり?
ミルコ そう! ほかの競馬場より、たくさん聞こえるような気がしてました。だから、しばらく開催がないのは本当に寂しい。
── 一番印象に残っているレースを教えてください。
ミルコ ん〜、いい思い出はたくさんあるけど、やっぱり一番はキセキの菊花賞かなぁ。
そういえば僕ね、たくさんチャンスのある馬に乗せてもらったのに、京都のGlはなかなか勝てなかった。クイーンズリング(2016年エリザベス女王杯)で初めて勝ったよ(そこまで京都のGlは17連敗)。割と最近じゃない?