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【マイルCS展望】サリオス騎乗でファン歓喜「プレッシャーはすごい…結果を出したいから!」

  • 2020年11月17日(火) 18時02分
「Road to No.1」

▲ミルコ騎手のサリオス騎乗決定にファンも歓喜 (C)netkeiba.com


先週のエリザベス女王杯ではラヴズオンリーユーに騎乗し、惜しくも3着だったミルコ騎手。その悔しさは今週晴らす! 豪華メンバーが顔をそろえたマイルCSで、大注目のサリオスに騎乗します。

今年の皐月賞、ダービーはどちらもコントレイルの2着。ここも強敵がそろったとはいえ、阪神のマイルは朝日杯FSで勝っている舞台。「自信があります!」、ミルコ騎手が意気込みを語ります。

(取材・文=森カオル)

プレッシャーはあるけど、幸せなプレッシャー


──マイルCSでは、サリオスに騎乗。そのニュースが出て以降、このコラム宛に応援メッセージがたくさん届いています。

ミルコ そうなの? すごいね! 僕のインスタグラムにも、「頑張って!」「勝って!」っていうコメントがめちゃめちゃきてる。先週の日曜日に発表が出たでしょ? それからずっとコメントが止まらないの(苦笑)。「勝ってください」「勝ってください」「勝ってください」……みんなすごく熱い(笑)。応援してもらえて、すごくうれしいです。

 ただ、ラウダシオンに乗れないのもつらいね。本当に悲しい。僕がふたりいたらいいのに。

──トップジョッキーならではの悩みとはいえ、毎度頭の痛いところですよね。「体がふたつ欲しい!」というミルコ騎手の叫びを何度も聞いたような。さて、新コンビとなるサリオスとは、サウジアラビアRC(エンジェルサークル5着)、皐月賞(ダーリントンホール6着)、ダービー(ダーリントンホール13着)と、これまで3回の対戦があります。その能力について、どんなイメージがありますか?

ミルコ 僕、まだ実際に乗ったことがないから具体的にはわからないけど、見てそのままの印象としては、“ものすごく強い”イメージです。皐月賞とダービーでいえば、コントレイルとサリオスの2頭はちょっと違ったからね。コントレイルがいなかったらサリオスが2冠馬だったんだから、本当に楽しみです。まぁプレッシャーもすごいけど(苦笑)。

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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