【マイルCS予想】阪神高速馬場で行われるマイルCSなら、京都のマイルCS実績馬よりも東京の安田記念実績馬に注目
今年のマイルCSは例年とは異なり春の安田記念と直結するレースに
芝マイル路線の頂上決戦は春の安田記念と秋のマイルCSという位置付けですが、両レースは東京⇔京都という舞台条件の違いによる要求適性の食い違いから、好走する馬がまるで異なってくるという非直結傾向が指摘できます。
具体的には、同年の安田記念で3着以内に好走した馬のマイルCS成績は近11年で[2-1-1-13](複勝率23.5%)で、基本的には高いレベルの母集団であることを踏まえれば、明らかに物足りない数字となっています。
逆に同年の安田記念で4着以下に凡走した馬からマイルCS連対馬が近11年で11頭(09年カンパニー[同4着]・10年エーシンフォワード[10着]・12年サダムパテック[9着]・13年ダイワマッジョーレ[9着]・14年フィエロ[8着]・14年ダノンシャーク[4着]・15年フィエロ[4着]・16年イスラボニータ[5着]・17年エアスピネル[5着]・18年ペルシアンナイト[6着]・19年ダノンプレミアム[16着])も誕生しているというのは、特筆すべき数字と言えるでしょう。
そんな例年の京都コースでのマイルCSならば、安田記念で強さを見せた好走馬は疑いの目で見て、安田記念で適性が合わずにチョイ負けした馬の巻き返しを狙い打つというのが鉄板の狙い目パターンとなっていました。
しかし、今年は京都競馬場の改修工事によって阪神コースでの施行です。この今阪神開催ですが、