▲19歳差のふたりですが、実はJRAでは同期! (C)netkeiba.com
10月17日にJRA通算900勝を達成した小牧太騎手。小牧騎手もnetkeibaで連載を持つコラムニストです(『太論』毎週火曜18時)。19歳差のふたりですが、実はJRAでは同期。今回はそんなnetkeibaファミリーによるスペシャル対談です。
まずは、900勝を達成したレースの回顧からスタート。奇しくも、その時の2着が佑介騎手でした。記念レースでの舞台裏、さらにその時の勝ち馬ニホンピロマリブと挑んだ先日の黄菊賞での反省の念も…。佑介騎手を相手に、小牧騎手が胸の内を明かします。
(取材・構成=不破由妃子)
外から「シャー!!!」っていう叫び声が(笑)
──今月の『with佑』のゲストは、先日900勝を達成した小牧太騎手です! ご存じ、netkeibaのコラムニスト同士というスペシャル回になります。改めまして小牧さん、900勝おめでとうございます!
佑介 おめでとうございます!
小牧 ありがとう。そういえば、佑介が2着やったね(フレイミングサンに騎乗)。ある意味、佑介のおかげや(笑)。
佑介 そうでしたね(苦笑)。
──直線で佑介さんのフレイミングサンが抜け出して、これは勝ったなと思ったところに外から小牧さんのニホンピロマリブが飛んできて。ゴール前で「えっ!?」みたいな感じで小牧さんのほうを見ていませんでした?
佑介 見ました、見ました。僕の馬は人気していたし(1番人気)、反応や抜け出し方からしても「勝ったな」と思ったんです。実際、止まらなかったですしね。でも、ターフビジョンを見たら、外から1頭きていて。「あれ?」と思いながら追っていたら、外から「シャー!!!」っていう叫び声が聞こえてきた(笑)。
小牧 そういえば俺、「シャー!!!」言うてたな(笑)。もうかわせる勢いやったからね。
佑介 すごい勢いでした。
▲ニホンピロマリブで決めた記念の900勝 (C)netkeiba.com
小牧 だいぶ離れていたけど、直線に向いた時点で届くと思った。それくらいの手応えやった。でも、マリブの2戦目(11月15日・黄菊賞)は、下手に乗ってしまったわ…。結果論だとしても、申し訳ないことをしてしまった。
【お知らせ】『with佑』本 大好評発売中!
当コーナー『競馬×対談 with佑』の書籍、『ジョッキー×ジョッキー トップ騎手11人が本気で語る競馬の話』が、11月17日(火)に、ついに発売開始となりました!
佑介騎手からスペシャルメッセージが届きましたので、ご覧ください。