スマートフォン版へ

【京都金杯予想】中京で行われる京都金杯。軽い馬場の外差しになりやすい

  • 2020年12月29日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年はサウンドキアラがこのレースを皮切りに重賞3連勝を達成した(c)netkeiba.com


4年連続プラス収支の馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として京都金杯で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます


 今年の京都金杯は中京芝で行われる。年末に行われた中京の芝は路盤の状態が良好。雨の影響をうけた日はほとんどなく、開催の後半まで「軽い」馬場コンディションを維持していた。年明けの開催も「軽い」の馬場コンディションで行われるだろう。

 中京芝1600mは(私の独自設定よる)馬場コンディションが「稍軽い〜軽い」の場合。「末脚」が決まりやすい特徴がある。

 2018年以降、中京芝1600mで古馬混合戦の上級クラス(2勝クラス以上)が馬場コンディション「稍軽い〜軽い」で行われたのは計5回。3着内に好走した15頭のうち14頭が上がり5位以内。そのうち11頭が上がり3位以内。

 また、速い時計が出る場合でも、内を通るアドバンテージは少ない。道中はスムーズに運びやすく末脚も発揮しやすい外枠のほうが有利なぐらい。中京芝1600mのレコードが出た2018年の中京記念もトラックバイアス「超外有利・差し有利」と判定している。末脚のしっかりしたタイプ、なかでも外枠から狙いたい。

 サトノアーサーの前走富士ステークスのトラックバイアスは「外有利・差し有利」。当時の東京芝は外差しのトラックバイアス。内枠から道中でも最内を追走する形では厳しかった。跳びが大きく、伸びやかなストライドで走るタイプ。この馬自身にとっても内枠、内を通るレースは不向き。

 2019年以降に出走した9戦を振り返ると、6枠より外だった4戦は全て3着内に好走。唯一勝利している関屋記念は8枠。それに対して、5枠より内だった場合には5戦して1度しか3着内がないように、内枠を苦手としている。

馬場虎太郎

トラックバイアスや戦績からも外枠が望ましいサトノアーサー(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 6枠より外だった4戦は全て直線が長いコースだったことも共通しているが、唯一連対を外した2020年の大阪城ステークスは馬場コンディションが「稍重い」。走法からも素軽い馬なので、重めの馬場コンディションも苦手。今回は軽めの馬場コンディションが想定される直線が長いコース。外枠に入れば、ベストの条件が揃う。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の京都金杯の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング