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【シンザン記念予想】中京芝は昨年末の傾向を継続

  • 2021年01月06日(水) 18時00分
馬場虎太郎

昨年はサンクテュエールが勝利をあげた(c)netkeiba.com


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 年明けの中京芝は、昨年末からの傾向が継続している。

 昨年末の3回中京と今年の1回中京の芝1600m(12頭立て以上)は5レース行われた。6番人気以下で3着内に好走した8頭のうち6頭が最初のコーナーを3番手以内で通過、もしくは3枠より内。逃げに近い先行、内を通る馬が恵まれている。

 同コースで行われた重賞の京都金杯では12番人気1着のケイデンスコールが1枠から先行。2着のピースワンパラディが2枠から先行。14番人気3着のエントシャイデンはこれまでの戦歴からは想像できない意表をついた逃げで粘り込み。3連単は122万馬券の大波乱となった。

 最終レースも先行馬が上位を独占。ウマい馬券で公開している予想も的中。今年もプラス収支のスタートになった。

 中京芝の路盤の状態は依然として良好。今週末も降雨の影響をうけない限り、ここまでの開催と大差ない馬場コンディション、状況が想定される。

 現段階では枠順がわからないため、コラムでは逃げに近い先行をするであろう馬に注目したい。

 バスラットレオンの前走朝日杯フューチュリティステークスはトラックバイアス「内有利」と判定。

 内を通る馬、内枠が有利だったレース。勝った馬は1枠。8着以内に入った馬のうち、このレースに登録のあるバスラットレオンとロードマックス以外は4枠より内。外枠が響いた。

 また、前走の朝日杯フューチュリティステークスは短距離でも実績を挙げるダッシュ力に優れた馬も多く出走しており、道中の流れが激しかった。

馬場虎太郎

トラックバイアスや戦績から内枠が望ましいバスラットレオン(c)netkeiba.com、ユーザー提供:シグマさん


 今回のメンバー構成では、前走と同じようなペースで走れば久々にマイペースで逃げられそう。デビュー戦でマイペースで逃げた際には圧勝している馬。自身のパフォーマンスも前走以上に発揮しやすい。先週までの馬場状況にも合っている馬でもある。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のシンザン記念の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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