競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに京成杯出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
アクセル栗東・武幸四郎厩舎 牡3
▲1月6日撮影
500キロ超の大型馬だが、長くて細い首差しで、体高もあって写真のイメージだと重厚には見えない。現状では上半身をしっかりと支え切れておらず、腰回りにも非力な面が見られる。初戦が阪神での逃げ切り勝ち。柔らかみのある筋肉でハリの良さから体調は良さそうだが、力のいる中山の芝がマッチするとは言いがたい。
グラティアス美浦・加藤征弘厩舎 牡3
▲1月7日撮影
早くから熱心に乗り込まれている効果もあって申し分のないハリツヤ。ハーツクライ産駒らしい背中のラインをしていて長めの距離が合いそうで、姉のレシステンシアとは全く別のタイプ。これから筋肉量を増やして体は大きくなってきそうだが、全体のバランスが取れていて余分な脂肪を残さないシャープな姿。現状でもレベルは高い。
タイソウ