シンプルな選択の難しさ
3日間開催、いかがでしたか?
そして連日東京では4桁となる感染者数となり、競馬においても当面の間、無観客開催となることに。
しかしながら前回の緊急事態宣言時とは人の受け止め方に違いもあるようで、知人や職場など、それによる温度差にストレスを感じてらっしゃる方も少なくないと思います。
何が正しく何が間違っているのか分からないだけに、何だかモヤモヤしますね。
私自身もこの数か月、地に足をつけた生き方をしていなかったと思い、いろんなことにブレまくりで自己反省。
今年は大切なものをきちんと見極め、一日一日を過ごしていかないとと思っています。
また何かしらのできなかったことができる自分にもなりたいと思い、昨年末から着付け教室に通いだしました。
仕事で着物を着る機会が増えたこともあるのですが、着物を着るまでの準備や作法が競馬学校時代の茶道を思いだすものであると同時に、仕事でもそうですが、どれだけの準備をして向き合ってきたか、ここが一連の動作をスムーズに行える大切なことだと改めて思いました。とはいえ、予想などにおいては時間を費やして考えても裏目にでてしまうことも多く、その点が難しいのですが…。もともと人間は複雑なものを選びたがる習性がある生き物で、いかにシンプルな選択ができるかも重要。現在、私自身はその狭間で悩んでいる気がしています。
先週のシンザン記念もそう。軸ククナの相手6頭に1〜3着馬が。先行・内有利の馬場でククナの外枠をもう少し慎重にみるべきでしたし、逃げ馬不在の中で誰が先手をとりそうなのか?そこを考えるべきだったなぁ…と。しかも戦歴の浅い明け3歳馬たちだったのですから。
今年、自分の中に掲げる目標は「引きずらない女」だったのですが、もう1つ付け加え、「より多くの知識を準備した中でのシンプルな選択ができる女」これでいきたいと思います。
さて難解な京成杯ですが、栗東から気になるのはタイソウ。初輸送に加え、初コンビとなりますが、普段の調教においてさほど難しい所はない様子。それ以上に、「前回は正直、追いきり本数も3本程度で使ってからかな…と思っていた。時計は遅いけど、あの内容だったし、レース後もケロリとしていた」と桜井助手。
また競馬では3・4コーナーで少しもたついており、あの点は中山コースでは気がかりとなりますが、一度使ったことで良い意味でピリッとしたとのこと。持久力のありそうなタイプで、今の中山コースは合いそうな気がしています。
とは言え、買い方においては先週のこともあり、幅広くいきたいとも考えています。
それでは皆さん、日曜日はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。
ホソジュンでしたぁ。