競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにAJCC出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
アリストテレス栗東・音無秀孝厩舎 牡4
▲1月13日撮影
右前脚が内に入っているためにどうしても後ろ脚の軸がぶれてしまう姿勢とはなるが、これは前回の菊花賞も同様。太く短めの首をしているが、アゴが強く食いが良さそうで胸が深く心臓の強さがある。前走よりはさすがに緩さが残るが、品があり全体のバランスが良くて見栄えのする体。キリッとした表情で前走の疲れは残っていない。
ウインマリリン美浦・手塚貴久厩舎 牝4
▲1月13日撮影
何とか間に合わせた感じのあった昨秋は前に重心がかかってダラッとした立ち姿だったが、今回はしっかりと地面をつかんで表情にも余裕が見られる。あばらが出て筋肉も落ちておらず、立て直してだいぶいい頃の状態を取り戻してきた。前に比べ後ろの弱い姿形だけに、この先まだまだ成長してきそうなイメージがある。
サトノフラッグ美浦・国枝栄厩舎 牡4
▲1月13日撮影
重厚感のあるディープインパクト産駒で若い頃は首が太くガッチリと見せていたが、