競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに東海S出走予定馬の中から5頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
インティ栗東・野中賢二厩舎 牡7
▲1月13日撮影
2年連続でチャンピオンズCは3着だが、レース間隔があったためか昨年の方が体形を加味しても腹がポテッと映り重さが残っていた。今回は中6週+攻めを丹念にやっており腹のラインは前走時よりはるかにシャープ。トモの股部分の膨らみや前腕の筋肉量も今回の方がいい。短めのつなぎと走法や馬格から頑強な先行力がやはり武器。得意の中京に照準を合わせた仕上げ。
オーヴェルニュ栗東・西村真幸厩舎 牡5
▲1月13日撮影
4走前のジュライSからチークピーシーズを外したが、その効果と気性の成長がうまくかみ合いここにきてリステッドを連勝している。馬体重以上にスラッと見せるが