マジックキャッスルは2番人気での制覇。今年の飛躍を期待させる重賞初勝利となった
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、牝馬限定のハンデ重賞の愛知杯を取りあげます。フルゲート18頭が埋まった混戦模様の一戦を、果たしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
「予想」と「馬券構築」の両輪で的中を実現
最初に紹介するのは、買い方のうまさに定評のある、プロ馬券師のうまたか氏です。優勝したマジックキャッスルを、「成長著しく、クラシック路線で常に上位で頑張ってきた」と評価して本命を打ちます。
そしてなにより注目すべきは、◎→△→☆での決着を23万円超の払戻しに導いた馬券の構築力でしょう。まずは◎マジックキャッスルを1着固定にして、○▲△△の4頭を2、3着に据え、☆評価の4頭を3着に固定した3連単28通りを300円購入したのです。
つまり、1着と3着を決め打ち、それによって点数を絞って1点あたりの購入資金を増やすことで、強烈な破壊力を生みだしたのです。予想と馬券構築の見事な融合結果は
こちら的中するうえで大切な、「予想」と「馬券構築」をしっかりと具現化した見事な馬券戦略だった
前走の内容から条件変更の適性を見抜く
もうひとりは、俺プロ出身のキノピー氏です。本命は6番人気2着のランブリングアレーでした。前走のターコイズSの7着敗戦で人気を落としていましたが、2走前のカシオペアSの内容を高く評価。「好位4番手から抜け出す競馬で、ボッケリーニ(次走中日新聞杯1着)、ヴァンケドミンゴ(次走福島記念2着)に先着しての勝利とレースレベルもなかなか高かった」と強調。
それゆえ、「前走ターコイズSは結果的にマイルの流れが合わなかった」と敗因を分析しつつ、追走が楽になる2000mへの距離延長での巻き返しに期待したのです。そして、「秋華賞で3冠牝馬デアリングタクトに食い下がった」マジックキャッスルとの馬連34.7倍を仕留めることにつなげました。予想結果は
こちら前走のレース内容から距離適性を見抜き、条件変更が吉と出ると踏んで、的中へとつなげた
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