昨年は、クロノジェネシスが好位でレースを進めゴールまで押し切って優勝(c)netkeiba.com
4年連続プラス収支の馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として京都記念で渾身の印を打つ!
こちらからご覧いただけます 今年の京都記念は例年とは異なる開催スケジュールによって阪神芝内回り2200mでの施行。
今週から開幕する阪神芝も例年に比べ、開幕が2週早まっている。芝の状態が大幅に変化することは望めない時期。前開催の状態が参考になりそうだ。
前開催となる昨年末の6回阪神開催からは1ヶ月弱しか間隔がなかったが、昨年末の阪神芝は終盤まで非常に良い路盤の状態のまま推移。
連続開催の3週目に行われた朝日杯フューチュリティステークスがレコード決着。最終日の開催も馬場コンディションは「稍軽い」と判定。開催終盤まで走りやすい路盤の状態が維持されていた。今週からの開催も馬場コンディションは雨の影響を強くうけない限りは「軽い〜稍軽い」の間で行われることが想定される。
阪神芝2200mで行われる重賞の宝塚記念は梅雨の時期に行われるため、走りやすい馬場コンディションで行われることがほとんどないレース。過去5年で馬場コンディションは「標準〜重い」の範囲で推移しており、今回の京都記念を考えるうえでは参考にできない。昨年は阪神で行われたエリザベス女王杯の方が重賞レースの参考にはなる。
同コースの軽い馬場で行われた昨年のエリザベス女王杯は、勝ったラッキーライラックが上がり3位。2着のサラキアが上がり1位。3着のラヴズオンリーユーが上がり2位。直線の伸びが重要な状況だった。
このレースに限らず、2017年以降で阪神芝2200mの古馬混合戦が馬場コンディション「軽い〜稍軽い」の間で行われたケースはこれまで7回。3着内に好走した馬のなかに上がり5位以下だった馬はいない。
走りやすい馬場で行われる阪神芝2200mはコースとしては直線が短いとは言え、レースパターンとしては直線が長いコースと大差ない。末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。
軽めの馬場コンディションならばワグネリアンの巻き返し濃厚(c)netkeiba.com
ワグネリアンの前走宝塚記念は馬場コンディション「重い」。トラックバイアスは「超外有利・超差し有利」と判定。内枠からのスタートだった馬や道中で内を通った馬。前のポジションを取って流れにのっていた馬。これらが全て壊滅的に走れない極端な偏りが出たレース。上位を二桁馬番、後方待機馬が独占していたなか、内めの枠から先行する形では絶望的。トラックバイアスの不利を大きく受けたレースだった。
また、ワグネリアン自身にとっても重い馬場コンディションは向いていなかった。これまで馬場コンディション「軽い〜稍軽い」の間では5回出走して3勝。対して「稍重い〜重い」の間では5回出走して3着が最高。前走の宝塚記念は唯一の「重い」だったことも大敗の理由として大きい。
今回も前走とは同じコースになるが、当時とは想定される馬場コンディションと状況が全く異なり、騎手も替わる。前走は普段よりも強気なポジション取りだったが、これまで通りの位置取りで軽めの馬場コンディションならば巻き返し濃厚。
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