競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに阪急杯出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
インディチャンプ栗東・音無秀孝厩舎 牡6
▲2月18日撮影
最大目標のレースがピークになるように仕上げてくる馬だが、今回もふっくら仕上げ。状態が上がっていれば普段は攻めで負けないサンライズノヴァにやられた1週前は、今の仕上がり度を示している。ただ昨秋からCW追いを取り入れた効果は大きく、今回もあばらはうっすらと見せている。腹のラインやクビ差しに余裕は感じるが、いつもの休み明けよりは重めが残らない可能性は高い。
カツジ栗東・池添兼雄厩舎 牡6
▲2月17日撮影
クビ差しと背中が短く寸の詰まった体形。ディープインパクト産駒だが、つなぎも短めで破折気味の脚元や回転を早めて少しカキ込む走法からすれば