競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにチューリップ賞出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
エリザベスタワー栗東・高野友和厩舎 牝3
▲2月24日撮影
少しトモ高だが、クビ差しから背中のラインはなめらかで前後上下のバランスは○。長めのつなぎは完歩が大きく、前腕とトモのボリュームは及第点以上。顔立ちもキリッとしており、牝馬で500キロ超えは相当に見栄えがする。あとは後肢が流れているようにトモが甘いことと、舌がハミを越すなど口向きやハミ受けに課題があることか。素材は一級品だけに成長がポイント。
シャーレイポピー栗東・石坂公一厩舎 牝3
▲2月24日撮影
小柄なミッキーアイル産駒でレースを使いつつ馬体重を減らしている。この中間も本数は乗っているが、負荷は強く掛けられていない現状。撮影者の位置、前下がりの傾斜、前重心が影響してトモ高体形。また腹のラインは