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【弥生賞】人気2頭の動きを計算!? 昨年関東リーディングに輝いた若武者の騎乗技術

  • 2021年03月11日(木) 18時00分
哲三の眼

今まさに勢いに乗っている横山武史騎手(C)netkeiba.com


弥生賞ディープインパクト記念は4番人気のタイトルホルダーが優勝。ドゥラメンテ産駒にとっては重賞初制覇となりました。鞍上の横山武史騎手は馬券を買っている人たちからの評価も高くなっているのでは、と哲三氏は語ります。なぜ横山武史騎手が信頼される騎手になってきたのか、弥生賞での騎乗ぶりから哲三氏が分析します。

(構成=赤見千尋)


「本当にたいしたものだなと思いますね」


 弥生賞ディープインパクト記念は4番人気だったタイトルホルダーが逃げ切り勝ち。僕は阪神競馬場で映像で見ていましたが、(横山)武史君の騎乗はとても思い切りが良かったですね。そこが一番のファインプレーだと感じました。

 前走のホープフルステークスでは、逸走する馬もいて馬自身が集中し切れていない部分があったように思います。今回レースでは初コンビでしたが、そこをしっかり集中させて、勝利を掴み取った。やるべきことをしっかりやろうとしているし、他のライバルたちの展開も読み切れていたのではないでしょうか。そうだとしたら、本当に

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1970年9月17日生まれ。1989年に騎手デビューを果たし、以降はJRA・地方問わずに活躍。2014年に引退し、競馬解説者に転身。通算勝利数は954勝、うちGI勝利は11勝(ともに地方含む)。

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